基礎海洋生物学部門 教授の公募

京都大学 フィールド科学教育研究センター 基礎海洋生物学部門 教授 の募集
※平成23年5月20日 公募終了
朝倉 彰 氏 2012年 1月 1日付

職種および人員
京都大学フィールド科学教育研究センター
教授  1名

勤務地
フィールド科学教育研究センター 基礎海洋生物学部門 海洋生物多様性保全学分野
海域ステーション瀬戸臨海実験所(和歌山県西牟婁郡白浜町459)

採用予定日
平成23年8月1日以降のできるだけ早い時期

担当分野
フィールド科学教育研究センターは、平成15年4月に旧理学研究科附属瀬戸臨海実験所、農学研究科附属演習林・亜熱帯植物実験所・水産実験所の4施設が統合されてできた新しい部局です。従来、教育研究は研究領域毎に個別に進められていましたが、本センター発足後は、フィールドをベースに、森林域・里域生物圏と沿岸海洋域生物圏間の連環機構の解明をめざす「森里海連環学」の創生に取り組み、自然生態系や地球環境の保全に関する現場教育と研究を進めています。また瀬戸臨海実験所では、従来から行ってきた海洋生物の自然史科学の研究をさらに発展させ、理学部および理学研究科生物科学専攻海洋生物学分科として学部・大学院の教育を推進することを目指しています。
そこで本公募では、(1)フィールド科学教育研究センター基礎海洋生物学部門海洋生物多様性保全学分野と、(2)理学部および理学研究科生物科学専攻海洋生物学分科(協力講座)の教育研究を担当できる方を募集します。

(1)フィールド科学教育研究センター基礎海洋生物学部門海洋生物多様性保全学分野
基礎的な海洋生物学に関する講義と実習を担当します。また理学的な視点からの森里海連環学の研究を推進します。
担当科目(全学共通科目):新入生向け少人数セミナー、公開臨海実習、森里海連環学実習、水圏生物学(リレー講義)、森里海連環学(リレー講義)、沿岸環境保全学(リレー講義)

(2)理学部および理学研究科生物科学専攻海洋生物学分科(協力講座)
海洋生物を対象とした自然史科学の教育と研究を行います。

担当科目
(大学院):海洋生物学特論、海洋生物学ゼミナール、動物系統解析特論、形態機能系統特論、動物学特殊研究・海洋生物学
(学部):海洋生物学、無脊椎動物学、生物科学セミナー、臨海実習1-4

なお、瀬戸臨海実験所は博物館法に基づく水族館を併設しています。着任後は、本水族館の館長としての職務を担当していただきます。また、現在申請中の教育関係共同利用拠点が採択された場合には、着任後は拠点事業の遂行にも参画いただきます。

提出書類
1) 履歴書(写真貼付、書式は自由)
2) 研究業績リスト(原著論文・総説・著書・その他に分類の上、査読の有無を区別すること)
3) 主要論文5編の別刷 (各5部:コピーでも可)
4) 過去5年間の競争的資金獲得状況
5) 所属学会ならびに学会活動(役職など)
6) これまでの研究内容の概要(2000字以内)
7) 今後の研究に関する抱負(2000字以内)
8) 教育に関する抱負(2000字以内)
9) 社会連携に関するこれまでの実績と抱負(2000字以内)
10) 参考意見を伺える方(2名)の氏名・所属と連絡先(e-mail)
なお、応募書類は原則として返却しませんので、あらかじめご了承ください。

応募期限
平成23年5月20日

選考方法
書類審査を経て面接することもあります。(面接のための旅費は支給しません。)

応募書類送付先
上記の応募書類をまとめて、下記宛に簡易書留にて郵送もしくは持参すること。

封筒に「フィールド科学教育研究センター教員応募書類在中」と朱書きのこと。

(宛先)
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学フィールド科学教育研究センター
選考委員長 山下 洋 宛

問い合わせ先
京都大学フィールド科学教育研究センター 山下 洋
電話 : 0773-62-5512
E-mail: yoh*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)

その他
京都大学では男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待しています。