白浜の海岸生物観察ガイド

2016年3月、瀬戸臨海実験所が『白浜の海岸生物観察ガイド』を出版しました。

(2018年1月、増補改訂された新版である 『白浜の海岸生物観察ガイド:動物・海藻・陸上植物』 が出版されました。)

海岸で学習する際の参考となるよう、動物門別に240種の生物の写真と説明、番所崎や畠島の地図、環境や生態系の概説、観察するため心構え(準備や注意点)、コラム、参考文献一覧、和名・学名索引などを掲載しました(A5版、64頁、総カラー印刷)。

監修
 朝倉彰(所長・教授)
編集・執筆
 河村 真理子(研究員)、岡西 政典(元研究員・茨城大学助教)
「白浜の海岸生物」執筆
 中野 智之(助教)、 加藤 哲哉(技術専門職員)、原田 桂太(技術職員)、山内 洋紀(技術職員)、千徳明日香(学振特別研究員)、小泉 智弘(大学院生)、中山 凌(大学院生)、中町 健(大学院生)、吉川 晟弘(大学院生)、高橋 陽子(研究生)
イラスト・デザイン
 千徳明日香(学振特別研究員)

(ニュースレターNo.39原稿)
 瀬戸臨海実験所では、白浜の海の環境と海岸生物の特徴をわかりやすく解説した「白浜の海岸生物観察ガイド」を作成しました。当実験所が管理する畠島の長期観察種を含め、周辺海岸によくみられる240種を掲載しています。
 本書の内容は、黒潮に特徴づけられる白浜の海岸環境と観察ポイントの解説、海岸生物の観察方法、生息場所、および特徴の記載、当実験所の調査研究をベースとした7本のコラムで構成されています。
 本書は、当実験所の実習受講者や研究利用者、白浜水族館で催される磯観察体験の参加者の方に配布しています。また、当実験所を直接ご利用でない方も、本書のオンライン版を実験所ウェブサイトよりご覧いただけます。
(河村 真理子)

ニュースレター39号 2016年07月

内容は、ガイドブック案内ページからダウンロードしてご覧いただけます。