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森林利用学実習 実習報告

2022年9月26~28日(9月26日のみ芦生研究林、27,28日は上賀茂試験地において実施)

2022年度の森林利用学実習は、芦生研究林において2泊3日で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため日帰りに変更して実施しました。参加した学生は19名でした。実習内容は美山町森林組合の間伐現場の見学と、芦生研究林内での防鹿柵等の見学でした。

午前中は美山町内の間伐現場にて、森林プランナーや現場班長に事業や現場の解説等をしていただきました。この現場の施業面積は約20haに対して山林所有者様が十数名いることから、集約化する際に苦労したお話や、利益還元のため所有者様ごとに椪を分ける必要がある(土場が多くなる)など、森林経営計画を策定する際の課題や、現場の課題を学ぶことができました。また実際の間伐作業の見学では、地際直径で1mはあろうかという杉の大木を伐っていただきました。美山町森林組合様のご協力により、充実した現場見学になりました。

午後からは研究林内に移動し、防鹿柵の見学と、石原林長と職員による芦生研究林の植生や歴史の解説を行いました。防鹿柵の有無により植生が目に見えて違うことや、種子の供給源が近くにないと植生の回復が難しいことなどを解説しました。また木地師の集団が生活していた名残が、山に生えている木によって伺い知れることなど、広い視点で山を観察できるようにという助言がありました。

実際に森林内を見学することで初めてわかる施業現場の声や、山の様子を肌で感じられたと思います。

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研究林実習Ⅰ 実習報告

2022年8月29日~8月31日に京都大学農学部の研究林実習Iが行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、1日1班(約15人)と人数を制限して日帰りで実施し、3日間で計47名の学生が参加しました。
今回の実習は下谷や幽仙谷近辺を中心に行いました。林道を歩きながら教職員が冷温帯の樹木解説を行いつつ、さく葉標本作成用サンプルを採取しました。

限られた時間の中での実習になってしまいましたが、京都市内とは異なる植生や、原生的な森林から、オンラインでは感じることができない多くの体験を得られたのではないでしょうか。

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森里海連環学実習I 実習報告

2022年 8月8日~8月12日

2022年度森里海連環学実習Iが開催され、6名の学生が参加しました。

この実習は由良川をフィールドとして、河川水中の生物観察や水質の分析を通じて、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する事を目的としています。

1日目は芦生研究林内にて森林や大規模調査区の解説などを行った後、林内の河川にて魚類・水生昆虫・プランクトン・水質分析用の水サンプルの採取と水質調査を行いました。その後、研究林外へ移動し2か所で同様の調査を行い、生物相の変化などを観察しました。

2日目は中流域から汽水域へ川を下るような形で調査を行い、4か所で魚類・水生昆虫・プランクトン・水のサンプル採集と水質調査を行いました。また、夜には各地点から採取した水質サンプルの解析を行いました。

3日目は採取した水生昆虫と魚類の観察と同定を行い、採取地点ごとにどんな種類が何匹いるのかを記録しました。

4日目と5日目はオンラインで開催され、得られたデータを基に河川の環境や生物相の変化について参加者各自がプレゼンテーションにまとめて、発表と議論を行いました。

この実習を通して森林や都市部などが河川へどのような影響を与えるかを考え、森と海の繋がりやそれを巡る生態系について興味を持っていただけたら幸いです。

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龍谷大学塩尻ゼミ 実習報告

7/25-26にかけて、龍谷大学農学部の化学生態学研究室のゼミ合宿が行われ、10名の学生
が参加されました。
1日目は芦生研究林の概要説明の講義の後に、芦生研究林の概要説明の後に卒業論文の中間発表会をされていました。
2日目はマイクロバスで林内に入り、原生的な森林や防鹿柵による保全研究を見学した後、異
なる植生における昆虫相の比較調査を行いました。
3つのグループに分かれ、それぞれ異なった環境で捕虫網を用いて昆虫を採取し、種類や
種数を比較しました。
学生さんには虫捕り上級者から初心者までおられ、個人の捕獲能力の差が調査結果に影響しないように、互いに交代しながら終始楽しんで調査をされておられました。
多くの昆虫を捕まえることができました。
採取した昆虫は大学に戻って分析されるということで、どのような結果になっているのかこちらも楽しみです。

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宇宙総合学研究ユニット実習「有人宇宙キャンプ」  実習報告

2021年10月9日-10日

京都大学宇宙総合学研究ユニットの実習「有人宇宙キャンプ」が行われ、(具体的な大学名お願いします)から合計5名の学生が参加しました。この実習は地球上の多様な環境について知り、人類が地球外惑星や宇宙空間で生活するために必要な環境について学ぶことを目的としています。

芦生研究林では、森林生態系の炭素蓄積・固定量やシカの食害を通じて生態系の回復力と脆弱性を中心として、講義および野外実習が行われました。 1日目に枡上谷にあるモニタリングサイト1000の調査プロットへ行き、そこで行われている調査の説明を受けた後に、毎木調査を体験しました。その日の夜は、枡上谷の毎木調査データを使って、炭素蓄積量の推定を行いました。
参加学生たちの多くは森林を専門としていませんでしたが、正しい炭素蓄積の計算としっかりとした考察ができていました。 2日目は集水域全体を防鹿柵で囲った試験地を見学しました。学生たちはシカ害に起因する研究林が置かれている現状と、レジームシフトや代替安定状態などの生態系の変化についての研究を学び、一筋縄ではいかない生態系回復の実際について実感したようでした。
参加学生たちからはたくさんの質問や意見が出て、とても意欲的でした。この実習の体験を将来に活かしてもらえるよう願っています。

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京と森の学び舎 実習報告

京と森の学び舎
2021年6月26日

森里海連環学教育研究ユニットが主催する「京と森の学び舎」のフィールドワークが行われ、12名が参加しました。上谷を中心にシカ防護柵の見学や植生変化の解説をしながらの散策を行いました。今回のフィールドワークで得られた気づきが今後の活動の一助になれば幸いです。

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森林利用学実習 実習報告

2021年9月27日 例年4日間の行程で行われている実習ですが、今年は緊急事態宣言下であり日帰りの行程で、スギの単木当たりの現存量の測定を行いました。

実習では、技術職員が伐採方法の解説をしながら60年生のスギ2本を伐倒し、枝払い後に、枝と葉をそれぞれ分けて重量を測定しました。林縁木で葉量が多く葉をむしるのが大変でしたが、アシウスギ(日本海側のスギ)の特徴の一つとしての葉が尖っていなくて触っても痛くないことを体験からも理解できたと思います。後半2日間は林分当たりの現存量の推定を上賀茂試験地で行いました。

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研究林実習I 実習報告

2021年8月30日-9月1日

研究林実習Iが日帰りにて3回行われ、計61名の学生が参加しました。

長治谷からスタートし、主に下谷を中心に教職員による冷温帯の樹木の解説やさく葉標本のための採取を行いました。日帰りという短い時間でしたが、京都市内とは違う植生やオンライン授業では感じられない原生的な森林を感じて頂けたのではないでしょうか。

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森里海連環学実習I 実習報告

2021年8月5日~6日

2021年度 森里海連環学実習Iが実施され、6名の学生が参加しました。

この実習は森林や都市部など陸地の状態により河川へどのような影響を与えるか観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する事を目的としています。

1日目は芦生研究林内で森林の解説や見学を行った後、魚類・底生生物・プランクトン・水質のサンプルを採取しました。その後、移動し2か所で同様のサンプルを採取しました。

2日目は河口域よりスタートし、そのまま川を遡上する形で2か所で水質サンプルとプランクトン、2か所で魚類・底生生物・プランクトン・水質サンプルを採取し、計4か所で調査を行いました。

3日目は回収した水質サンプルの解析や、魚類や底生生物の同定を行いました。 この実習を通して、森と海の繋がりや周辺環境が河川に対してどのような影響を与えているのか学んで頂けたのなら幸いです。

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7/26-27 龍谷大 化学生態学研究室ゼミ合宿 実習報告 

7/26~27、龍谷大学農学部の化学生態学研究室のゼミ合宿が行われ、11名の学生が参加しました。

1日目には芦生研究林の概要説明の後に卒業研究の中間発表、2日目に研究林内のシカ柵と大カツラ見学、という内容でした。シカ柵見学では、状況や規模が異なるいくつかの柵を見て回り、シカ柵の意義や効果について学んでもらえたことと思います。

学生たちは授業でフィールドに出る機会があまり無いらしく、柵の見学の道中にも色々なものに興味を持ち、楽しんでいる様子でした。

林内をバスで移動中、大きな雄ジカが現れ、全員で目撃できたことは強く印象に残ったのではないでしょうか。