2013年7月20日に、訳書『アジアの熱帯生態学』(R. T. Corlett著 “The Ecology of Tropical East Asia”, Oxford University Press 2009)が出版されました。
この本は熱帯東アジア(日本の南西諸島,小笠原諸島から東南アジアのミャンマーまでの範囲)の地史や環境,動植物の生態,物質循環,保全といった幅広い分野を通観することができる,熱帯林生態学のすぐれた教科書です。熱帯林生態学に興味を持つすべての方におすすめの1冊となっています。(長田典之 フィールド研研究員)
『アジアの熱帯生態学』
リチャード T. コーレット著
長田典之・松林尚志・沼田真也・安田雅俊 共訳
B5判 292ページ 並製 東海大学出版会
2013年7月20日発行
定価:3,800円+税
ISBN:978-4-486-01891-9 C3045
目次
1章 環境史
2章 自然地理学
3章 生物地理学
4章 植物の生態 -種子からはじまって種子にもどるまで-
5章 動物の生態 -食物と採餌-
6章 エネルギーと栄養塩類
7章 生物多様性への脅威
8章 保全 -すべてのピースを守るために-
詳細は、一般社団法人 大学出版部協会による案内ページをご覧ください。