芦生研究林 教育・研究利用 説明会および現地ツアー

2015年5月15日(金)、フィールド研会議室において、芦生研究林 教育・研究利用 説明会を開催し(参加者38人)、5月30日(土)には芦生研究林において、芦生研究林 教育・研究利用 現地ツアーを開催しました(参加者31人)。報告記事はこちらをご覧ください。

*芦生研究林とは  ウェブページ
 芦生研究林(4,185.6ha)は京都市の北約35km、南丹市美山町に位置します。暖温帯林と冷温帯林の移行帯に当たるため植物の種類が多く、分類学者の中井猛之進博士が「植物ヲ學ブモノハ一度ハ京大ノ芦生演習林ヲ見ルベシ」(1941)と書いた森林で有名です。
 通常、芦生研究林を利用するには、申請書の提出が必要です。

 このたび、全国の大学や研究機関の教職員・学生のみなさんに芦生研究林を利用していただくために、芦生研究林はどのような場所なのか、どのような教育や研究が可能なのかをご説明し、これまでの利用者の意見や感想を聞いていただく場を設けることとなりました。植物学や生態学などに加えて、社会科学や人文科学にも広く門戸を開きます。
 以下の説明会および現地ツアーに、みなさまのご参加をお待ちしています。

◆教育・研究利用 説明会  チラシ(PDF)

 2015年5月15日(金)14:00 ― 16:00
 京都大学フィールド研会議室(吉田キャンパス北部構内農学部総合館2階N283)

 内容:芦生研究林を利用した講義・実習・研究の紹介
    自然環境や社会環境などの立地条件および設備の紹介
    なにができるの?アクセスは?費用は? ― 質問コーナー
 対象者:全国の大学または公的研究機関に所属する教職員・学生
 
 参加無料・申込不要

 お問い合わせ:asiu*cans.zaq.ne.jp(*を@に変えてください)

◆教育・研究利用 現地ツアー  チラシ(PDF)

 2015年5月30日(土)8:30 ― 16:00
 JR園部駅(京都府)西口ロータリーに8:30に集合
 (自家用車の場合は芦生研究林に9:30に集合)

 内容:広大な天然林の広がる芦生研究林 上谷地区を視察
    研究サイトの見学
    研究林施設(講義室・宿泊所など)の見学
 用意:軽い登山に対応できる服装、雨具、昼食、飲み物
 対象者:全国の大学または公的研究機関に所属する教職員・学生

 定員20名・事前申込が必要・参加無料
 (現地ツアーの受付を終了しました 05-22)

 申込み:メール asiu*cans.zaq.ne.jp(*を@に変えてください) または 電話 0771-77-0321

(追記 2015-06-25)
企画・情報部 広報課が配信する京都大学メールマガジン vol.106 に、教育・研究利用現地ツアーの様子が紹介されました。http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/mm/jitsuha/150625.html をご覧下さい。