里海生態保全学分野 助教(テニュアトラック教員)の公募

フィールド科学教育研究センター 里域生態系部門 里海生態保全学分野 テニュアトラック助教の公募
(フィールド科学教育研究センター若手重点戦略プロジェクト)
 ※公募締切 2021年1月29日(金曜日)必着
邉見 由美 氏 2021年5月1日付

1. 職種  助教(テニュアトラック教員)

2. 募集人数  1名

3. 所属及び勤務地
 【所属】
  京都大学 生態フィールド学系
  フィールド科学教育研究センター 里域生態系部門 里海生態保全学分野
 【勤務地】
  京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所
  (所在地:〒625-0086 京都府舞鶴市長浜番外地)

4. 募集内容
 京都大学生態フィールド学系は、本学のフィールド科学教育研究センター(以下、フィールド研)と生態学研究センター(以下、生態研)の教員人事を統括する組織です。フィールド研は、2003年4月に旧理学研究科附属瀬戸臨海実験所、農学研究科附属演習林・亜熱帯植物実験所・水産実験所の4施設を統合し、フィールドをベースに森から海までのつながりを解明する「森里海連環学」を基盤とした教育・研究を目的として設立されました。生態研は、1991年に地球圏-生物圏国際協同研究計画の一環として創設され、我が国の生態学および生物多様性科学において中心的な役割を担っています。当学系では、以下の要件を満たす若手教員を公募します。

1) 従来の専門分野にとどまらない、学際融合的・発展的・国際的な、広い視野でのフィールド科学・生態学・生物多様性科学を主導すること。
2) フィールド研と生態研が持つ研究教育資源(水産・臨海実験所、調査船、研究林、安定同位体比分析システムなどの研究施設・機器等)を有効に活用した研究を意欲的に推進すること。
3) 大学院農学研究科応用生物科学専攻における大学院教育に取り組むこと。
4) 教育研究船緑洋丸への乗船を含め、全国共同利用拠点に関わる公開実習及び他大学の共同利用実習を推進すること。

 採用後任期中は、フィールド研の舞鶴水産実験所が勤務地となります。同時に、生態研・フィールド研が共同運営する「メタフィールド科学分野(仮称)」にも所属し、両部局の教員から定期的にアドバイスを受けるとともに他の若手教員と情報交換しつつ、研究を進めていただきます。

5. 応募資格
 ・博士の学位を有するまたは着任までに取得見込みであること
 ・国籍は問いませんが、日本語による十分なコミュニケーションができること

6. 採用時期 2021年4月1日以降のできるだけ早い時期

7. 専門分野 フィールド科学・生態学・生物多様性科学

8. 任期 任期7年のテニュアトラック教員(更新なし)。雇用後原則4年目と、雇用期間満了の1年前までにテニュア取得の審査を行います。審査委員会でテニュア取得が適当と認められた場合、テニュアトラック期間に引き続き、教員選考基準に準じて、任期なしの准教授、講師または助教として採用する予定です。

9. 試用期間 あり(6 か月)

10. 勤務形態
 専門業務型裁量労働制(1日7時間45分相当、週38時間45分相当)
 休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日および夏季一斉休業日

11. 給与・手当等
 本学支給基準に基づき支給

12. 社会保険
 文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険および労災保険に加入

13. 応募方法
 封筒の表に「教員応募書類在中」と朱書きし、以下(1)~(9)の書類一式(紙媒体1部、および、すべての書類をPDF化したファイルを収めたCDまたはDVDを2枚)を、簡易書留郵便で下記まで送付してください。

(1) 履歴書(写真貼付、大学入学以降の履歴、書式は自由)
(2) 研究業績リスト(査読付原著論文、査読なし原著論文、著書、総説、その他に区分して記載)
(3) 所属学会ならびに学会活動
(4) 学会賞などの受賞歴
(5) 主要原著論文3編の別刷り、またはそのコピー
(6) これまでの研究内容の概要(2,000字程度)
(7) 今後の研究と教育に対する抱負(2,000字程度)
(8) そのほか参考になる事柄
(9) 参考意見を伺える方(2名)の氏名と連絡先
 ※なお、提出書類は原則として返却しませんので、予めご了承ください。

 応募書類送付先:
  〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 北部構内農学部総合館
         京都大学フィールド科学教育研究センター長 德地直子

14. 応募締め切り  2021年1月29日(金)必着

15. 選考方法
 選考の過程で必要に応じて面接を行います。その際の経費は自己負担とします。
 面接の詳細は対象者に別途連絡します。

16. 問い合せ先
 応募書類発送後、下記へe-mailでご連絡ください。
  京都大学フィールド科学教育研究センター 舞鶴水産実験所 益田玲爾
  E-mail:reiji*kais.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)

17. その他
 提出して頂いた書類は、当該選考のみに使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。京都大学は男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。本学における男女共同参画推進施策の一環として、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)」第8条の規定に基づき、選考において業績(研究業績、教育業績、社会貢献)などの評価が同等である場合は、女性を優先して採用します。京都大学では、すべてのキャンパスにおいて、屋内での喫煙を禁止し、屋外では、喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。