2021年9月19日、オンラインで開催された2021年日本ベントス学会・日本プランクトン学会・合同大会において、瀬戸臨海実験所の山守瑠奈日本学術振興会特別研究員が日本ベントス学会奨励賞を受賞しました。
受賞記念講演のタイトルは、以下の通りです。
「穿孔ウニを取り巻く共生系と、共生者の進化」 山守 瑠奈
(研究の紹介)
磯の生態系エンジニアである穿孔ウニ類の巣穴の共生生物相および、共生者の生態の研究に取り組んできた。野外調査に加え、分子系統解析や安定同位体解析・CT画像解析など、様々な手法を組み合わせ、一つの事象に対して多角的に研究を行っている。また、高校生などを対象とした、生物多様性や海洋環境にかかるアウトリーチ活動にも取り組んでいる。これら一連の研究・教育普及活動が評価され、日本ベントス学会奨励賞を受賞した。
後日こちらの日本ベントス学会のウェブページにも掲載されます。
ニュースレター55号 2021年10月