旧演習林さく葉標本(押し葉標本)31081点は、2005年、京都大学総合博物館に移管されました。
附属演習林に伝わるさく葉標本は、演習林の標本委員会によって管理、整理されて旧演習林事務室の第一標本室に保管されていたが、2005年に京都大学総合博物館に移管され、6月27日に段ボール箱109箱が運搬された。同時に、岩石標本300点も移譲された。
総合博物館の永益英敏准教授からの情報によると、総合博物館では受け入れ作業を進め、さく葉標本の点数は31081点であることが2010年度に確定された。(ただし、2011年度において、まだ配架されていないとのことであった。)
なお、岡本省吾先生などによるさく葉標本は、理学部の小泉源一先生の指導を受けておられた関係で理学部にも伝わっており、そこから総合博物館に移管されているものもある。
総合博物館の標本データベースにおいて、植物標本は、維管束植物 Vascular Plants のデータベース に登録されており、その一部が公開されている。(たとえば、岡本省吾先生による標本のデータには、項目 Collectors に「S. Okamoto」と入力されている。)(このデータベースは、休止中とのこと。2015-10-27 追記 )