瀬戸臨海実験所の大学院生3人が国際学会 The 4th Asian Marine Biology Symposiumにおいて、Best Student Presentation Awardを受賞

2019年11月4-6日に、台北で開催されたThe 4th Asian Marine Biology Symposiumにおいて、瀬戸臨海実験所の大学院生、杉山 高大氏(M1)、大城 匡平氏(M2)、吉川 晟弘氏(D3)が、Best Student Presentation Awardを受賞しました。

タイトル:Interspecific or intraspecific variation?:host-specific color morphs in the parasitic scaleworm Gastrolepida clavigera (Annelida:Polynoidae)
著者:Takahiro Sugiyama, Ryutaro Goto
(研究紹介)
ナマコ(棘皮動物)に付着して生活する興味深い生態をもつゴカイの一種のナマコウロコムシ(環形動物多毛類)が、異なる色彩のナマコにはその色のナマコウロコムシが付着するが、それが同一種かどうかを分子系統解析で調べた研究。

タイトル:Morphological and molecular assessment of the species diversity of the genus Phascolion (Annelida:Sipuncula) in Japan.
著者:Kohei Oshiro, Akihiro Yoshikawa, Genki Kobayashi, Ryutaro Goto
(研究紹介)
ホシムシは、星口動物門という独立の動物門を形成していたが、最近の分子系統解析から、形態的には全く異なる環形動物のゴカイの仲間となった。しかし系統分類の研究は著しく遅れている。日本の様々の地点で採集を行い得られた多数のホシムシ類を形態および分子系統解析によって、系統分類を総合的に見直そうという試みの研究。

タイトル:Molecular phylogeny of Clibanarius Dana, 1852 from the Indo-West Pacific: habitat adaptation and evolution of pereopod colour pattern
著者:Akihiro Yoshikawa, Kazuho Ikeo, Junichi Imoto, Wachirah Jaingam, Lily Surayya Eka Putri, Mardiansyah, Biju Kumar, Akira Asakura
(研究紹介)
潮間帯に生息するヨコバサミ属のヤドカリは、鮮やかな色彩と模様をもつ。特に第2、3歩脚にその特徴が現れる。生息地は種によってサンゴ礁や岩礁のような硬質底にすむもの、干潟やマングローブ林の底性などの軟質底にすむものがある。こうした生息地と色彩型の進化の関係を、分子系統に解き明かす研究。

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