森林フィールド管理部門 山内 隆之氏が森林管理技術賞を受賞

森林フィールド管理部門 山内 隆之氏が森林管理技術賞を受賞

 2019年9月19日、全国大学演習林協議会において、山内 隆之氏(技術専門員)が第21回森林管理技術賞「特別功労賞」を受賞しました。

 去る令和元年9月19日に、令和元年度全国大学演習林協議会秋季総会が九州大学(ホテル夢家・福岡演習林)で開催されました。
 本協議会では、大学演習林等において教育・研究の支援や森林の維持管理に貢献した技術職員の業績を称えるため、1998(平成10)年に森林管理技術賞を制定し、翌1999年度から表彰を行っています。令和元年度の表彰者として、全国の大学演習林等の技術職員から7名が選出され、京都大学フィールド科学教育研究センターからは森林フィールド管理部門技術長の山内 隆之 技術専門員が選ばれました。

山内 隆之 技術専門員の授賞理由は以下の通りです。
 【当該演習林の森林管理などに功労】

 山内氏は1978年に京都大学演習林に採用され、北海道研究林、芦生研究林、上賀茂試験地、北白川試験地を歴任し、現在は、北白川試験地班長としての施設運営のほか、演習林技術組織の統括、演習林出版物、京都大学総合技術部および全国大学演習林協議会に関する多様な業務をこなしてきました。
 多くの施設を歴任した山内氏の経験は、技術長として組織全体の調整に大いに役立ってきました。特に各施設の予算管理や、限られた予算での老朽化した建物・設備の更新事業への貢献は極めて多大です。その温厚な人柄から技術職員の人望が厚く、施設間の調整や、技術職員の勤務評定を的確に実施できるようになったのは、氏の人格によるところです。
 これらの実績が評価されての受賞となりました。ここに改めて、受賞を称えたいと思います。

ニュースレター50号 2020年2月