京大ウィークス2017でフィールド研6施設がイベントを開催

社会連携委員長/海洋生物環境学分野 市川 光太郎


 京都大学には、北海道から九州まで全国に数多くの教育研究施設があり、それぞれの地域で「京都大学の窓」として親しまれています。京大ウィークスは、これらの施設における公開講座・施設公開等を一定期間に集中して実施するという、2011年からはじまった企画で、フィールド研でも多数のイベントを精力的に開催しています。2016年度はフィールド研7施設で、のべ224人の参加がありました。
 今年度は、10月7日~11月11日の期間中に開催される26イベントのうち、6つがフィールド研の施設で開催されます。芦生研究林(京都府南丹市)では、教員によるガイドツアー(下谷・森林軌道の散策)、川魚調査体験、サイエンスカフェなどを実施します。また、北海道研究林白糠区(白糠町)・和歌山研究林(有田川町)・上賀茂試験地(京都市北区)・徳山試験地(山口県周南市)では、公開講座や自然観察会を実施し、普段立ち入ることのできない森林に入って、自然環境や動植物、最新の研究成果などについて、教職員がわかりやすく解説します。施設によっては、美しい紅葉をご覧いただけます。京都大学白浜水族館を併設する瀬戸臨海実験所(和歌山県白浜町)では、施設の歴史や役割紹介の後、研究実習船「ヤンチナ」で畠島へ移動・上陸し、島の環境・歴史・意義などを解説します。荒天時は乗船できないため、別プログラムとなります。
 詳細は京大および各施設のウェブページ、本ニュースレターの予定欄をご覧ください。既に申込を締め切ったものもありますが、申込受付中のイベントもあります。ぜひ、ご参加ください。

(以下、過去のイベントの記録写真)

(参考)イベント案内 京大ウィークス2017

ニュースレター43号 2017年10月 社会連携ノート