2020年7月14日、芦生研究林で絶滅危惧植物「フガクスズムシソウ」が発見されたことが公表されました。福本繁氏（芦生生物相保全プロジェクト）によって発見され、阪口翔太地球環境学堂助教、福本繁氏、石原正恵准教授（芦生研究林長）、古田卓技術職員（芦生研究林）、岸本泰典技術職員（芦生研究林）らによる研究論文が「植物地理・分類研究」68巻2号に掲載されました。
阪口翔太、福本繁、長澤耕樹、増田和俊、髙橋大樹、瀬戸口浩彰、古田卓、岸本泰典、平塚健一、舩津慧、石原正恵
京都府芦生にてフガクスズムシソウ（ラン科）を記録する
植物地理・分類研究 68巻2号
DOI:10.18942/chiribunrui.0682-01（2020-12-08 公開 2020-12-28確認追記）
詳しくは、京都大学ページの研究成果発表 「芦生研究林で絶滅危惧植物のフガクスズムシソウを発見」 、および 解説PDFファイル も参照下さい。
（芦生研究林では、盗掘やニホンジカによる過採食によって減少している希少植物種の域外保全プロジェクトを進めており、ご支援を芦生研究林基金で受け付けています。８月から100周年キャンペーンを実施予定です（詳細は芦生研究林HPに掲載予定）。なお、芦生研究林への一般のかたの入林は一部のルート以外を除き全面禁止しています。）
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