2022年3月16日に、オンラインで開催された第69回日本生態学会において、舞鶴水産実験所の邉見 由美助教がポスター賞を受賞しました。
日本生態学会 ポスター賞
北口 あやの, 山田 泰智, 伊藤 岳, 横田 克巳, 邉見 由美, 幸田 正典, 安房田 智司
「エビーハゼ相利共生の繋がりの強さは環境中の餌量が関係する?4種間の行動の比較から」
(研究の紹介)
テッポウエビとハゼの相利共生関係は種によって多様であることが知られ、強い繋がりをもつ義務的共生種もいれば、希薄な繋がりしかない日和見的共生種もいる。本研究では、栄養が豊富な環境と乏しい環境とでエビとハゼの行動を調べ、環境と相利共生のあり方について検討した。その結果、ハゼの摂餌生態と環境の栄養状態によって、エビとハゼの多様な共生関係のあり方を説明できることが明らかになった。
結果については、日本生態学会ウェブページに掲載されます。