美山×研究つながる集会 つながることから始める・始まる!(第2回)

2021年2月21日(日)、第2回 「美山×研究つながる集会 つながることから始める・始まる!」をZoomオンライン開催しました。


2020年2月に開催した第1回集会では、住民参加者と美山に関わる研究者が一緒になって、地域への想い、調査研究に対する疑問や意見を出し合いました。
第2回は、前回集会で提案された取組みの進捗報告、研究者からの研究活動紹介、そして、「つながり」を地域の力にと奮闘する美山住民の取組み紹介・意見交換を予定しています。
地域内外に新たなつながりを求めている方、研究者との協働に関心のある方、ぜひお気軽にご参加ください。

【日時】2021年2月21日(日) 13:00-17:00

【開催】Zoomオンライン開催 参加無料/要事前申込

【参加対象者】美山町住民、美山町の団体にご所属の方、美山町で研究している(研究しようと考えている)研究者・学生

~プログラム~

【第1部】 13:00- 研究活動紹介

1) 内田 恭彦 (山口大学経済学部 教授) 演題:「芦生原生林」のブランド化の可能性
「葉わさびの醤油漬け」の購買者・非購買者を対象とした質問紙調査の分析結果から、観光客の原生林イメージが如何にして芦生の商品イメージを形成し購買に至るのか探ります。

2) 清水 夏樹 (神戸大学大学院農学研究科 特命准教授) 演題:「かやぶきの里」観光客に見る美山観光へのニーズ
2018年から南丹市美山観光まちづくり協会と共同で実施してきたかやぶきの里でのアンケート調査の結果から、観光客のニーズを探ります。

3) 名賀 亨 (華頂短期大学幼児教育学科 准教授/華頂短期大学附属幼稚園 副園長) 演題:ワークキャンプ in 美山
2008年9月から毎年、夏、秋、冬に知井の支援集落で、合宿型のボランティア活動としてワークキャンプを継続して実践しています。

4) 大束 貢生 (佛教大学社会学部 准教授) 演題:学校を中心とした美山の地域づくり
美山での先生と地域の人々が学校運営について考える取り組みを紹介しつつ、大学のサポートのあり方について考えます。

【第2部】 15:00- 地域の取組み紹介・意見交換

サードプレイス、都市農村拠点、教育など多機能な場づくりの事例を共有し、今後の美山の地域づくりについて参加者と意見交換を行います。

1) ブラッキー中島 隆章(CYCLE SEEDS 代表/NPO法人森の教育プロジェクト 理事長)
地域の景観維持のために、地域外からの支援を呼び込む多様な仕組みづくりについて

2) 大野 莉世子(美山町江和住民 自営業)
地域の多様な世代が交流する場づくり、農業を通じて都市住民と交流する場づくりについて

【申込方法】参加無料/要事前申込
新型コロナウイルス感染症対策として、Zoomというインターネット会議システムを使ったオンライン開催といたします。
参加を希望される方は、下記QRコードを読み取り、

https://bit.ly/2XX0cVm

申込フォームからお申込みください。申込みいただいた方には後日メールにて、ZoomのURL・参加方法等をご連絡いたします。

【申込期限】2021年2月18日(木)

※Zoom接続はご自身のパソコン、通信環境でお願いいたします。京都丹波高原国定公園ビジターセンターにおいてZoom接続のサポートはいたしかねます。また通信料は参加者負担となりますのでご注意ください。

※通信環境や機器等の都合によりオンライン参加が難しい場合は、当日、京都丹波高原国定公園ビジターセンター1階にて、同時配信の動画を視聴いただくことも可能です。パブリックビューイング方式となりますので、申込は不要です。

【問い合わせ】
京都丹波高原国定公園ビジターセンター
(南丹市美山町安掛下23 TEL: 0771-75-9020 ※水曜日休館、開館時間9時~17時)
参加申込に関するお問い合わせは、メール:ksmiyama2020*gmail.com までお願いいたします。(*を@に変えてください)

【主催】 「森里連環学に基づく豊かな森と里の再生」研究会※
京都丹波高原国定公園ビジターセンター運営協議会
【共催】 京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林

※「森里連環学に基づく豊かな森と里の再生」研究会:自然と人をつなぎ、地域と研究者をつなぎ、美山の豊かな森と里を目指す京都大学と山口大学の研究グループ。石原正恵(芦生研究林林長)、徳地直子・赤石大輔(京大フィールド研)、内田恭彦(山口大)他