高大連携事業「京大 森里海ラボ by ONLINE 2022」

2022年10月23日、『里山・里海の魅力と課題』をテーマに「京大 森里海ラボ by ONLINE 2022」を実施しました。(連携高校12校、参加者81人(うち高校生45人)) 報告書(PDF)は、こちらをご覧ください。

(当日の様子)

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趣旨:集落を取り巻く二次林などからなる里山や、集落近い里海は、人々の生活によって成立し、生活・文化を支えてきた。また、その結果、人による攪乱は高い生物多様性も維持してきた。しかし、近年の生活スタイルや地球規模での環境の変化から、人々の暮らしが里山・里海から離れ、これまでの里山・里海の特性が大きく棄損されていることが指摘されている。今回の森里海ラボでは、身の回りにある里山・里海の状況を共有し、これからの里山・里海や身の回りの自然の在り方を考える。

日時:2022年10月23日(日)13:00~17:00 オンライン開催

主催:フィールド科学教育研究センター、公益財団法人イオン環境財団
共催:野生動物研究センター 協力:地球環境学堂

タイムテーブル:
13:00- 開会あいさつ(朝倉 彰 センター長、イオン環境財団 山田 晃 事務局員)
    趣旨説明(徳地直子 教授)
13:10- 基調講演「能登の里山里海 ~今、そして未来へ~」
    小山明子 研究員(国連大学 サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット)
14:05- グループワーク ※6グループに分かれて「里山・里海の魅力と課題」をテーマにディスカッションを実施
16:00- グループワーク 発表
16:30- グループワーク 講評
16:50- 閉会あいさつ、記念撮影
17:00 終了

連携高校一覧(順不同):
・京都府立海洋高校   ・京都府立西舞鶴高校
・和歌山県立海南高校  ・山口県立徳山高校
・東京都立八王子東高校 ・福岡県立京都高校
・福岡県立伝習館高校  ・神奈川県立生田高校
・愛媛県立西条高校   ・石川県立七尾高校
・北海道釧路湖陵高校  ・広島県立広島高校

(参考)
 「京大 森里海ラボ by ONLINE 2021」を開催しました。(2021年10月31日) (京都大学ホームページ)