2023年10月8日(日)~9日(月・祝) 9:00-16:00、京都府立植物園において「きょうと☆いきものフェス!2023」が開催され、フィールド科学教育研究センターがブースを出展しました。詳細は、きょうと☆いきものフェスのウェブページをご覧ください。
主催:きょうと生物多様性センター運営協議会
共催:京都府、京都市、自然環境保全京都府ネットワーク
<報告>
社会連携委員会委員長/海洋生物環境学分野 准教授 市川 光太郎
2023 年10 月8~9 日に京都府立植物園において開催された「きょうと☆いきものフェス!2023」に出展しました。京都府内の約50 の生物多様性に関わる保全団体・企業及び自然関連施設等団体・企業・個人等が集結し、ブース展示や、ワークショップ、交流会、講演会を実施することで、一般参加者へ情報発信するイベントです。フィールド研もパネルやポスターおよびタブレット等を用いて研究活動をアピールしました。
当日は雨が降る中、子供から大人まで幅広い世代の方々に立ち寄っていただき活発に意見交換ができました。特に、芦生研究林における研究活動に関するご質問とご意見が多く寄せられ、一般の方々の関心の高さが伝わりました。また、フィールド研で対象としている生物や植物をモチーフにした缶バッジを記念品として配布したところ、とても好評でした。くじ引き形式にしたのが功を奏したようで、200 個のバッジはイベント終了前にすべてなくなってしまいました。なお、2023 年度の展示は来場者に見ていただく形式ばかりでした。生物や植物等のサンプルを展示して、来場者が実際に触れることができるとより盛り上がったかもしれません。
会場内の他のブースでも工夫を凝らした展示が多数ありました。それぞれ、来場者との間で活発に情報発信や意見交換がなされており、全体としてとても活気のあるイベントでした。
本イベントでは展示者、来場者ともに自然保全意識の高い方々が集まっていました。今後、研究活動のための情報ネットワークが強化される機会になることが期待されます。本イベント参加にあたり、公益財団法人イオン環境財団にご支援いただきました。ありがとうございます。
年報20号 2022年度 主な取り組み
<当日の記録写真>