後藤龍太郎助教および下村通誉准教授らの共同研究グループは、紀伊半島沿岸の海底において、死サンゴ礫内に住むボネリムシの巣穴の共生生物群集を調べ、その中からボネリムシに共生する新種の二枚貝とヨコエビを発見しました。本研究成果は、2023年10月11日に、国際学術誌「Zoological Journal of the Linnean Society」にオンライン掲載されました。
＜論文タイトルと著者＞
タイトル：Living together in dead coral rocks: macrosymbiotic communities associated with Bonellia echiuran worms (Annelida: Thalassematidae: Bonelliinae), involving new commensal bivalve and amphipod species
著 者：Ryutaro Goto, Isao Hirabayashi, Koji Seike, Momo Yamashita, Michitaka Shimomura
掲 載 誌：Zoological Journal of the Linnean Society
【DOI】10.1093/zoolinnean/zlad103
京都大学ページの研究成果発表 「海底の死サンゴ礫の中で共に暮らす―ボネリムシに共生する新種の二枚貝とヨコエビを発見」、および 解説PDFファイル も参照下さい。 (2023年10月13日)