2010年9月16日、全国大学演習林協議会において、佐藤修一(技術専門員)が第12回森林管理技術賞を受賞した。
森林フィールド管理部門
去る平成22年9月16日に、平成22年度全国大学演習林協議会秋季総会が九州大学(九州大学医学部百年講堂)で開催された。
本協議会では、大学演習林等において教育・研究の支援や森林の維持管理に貢献した技術職員の業績を称えるため、1998(平成10)年に森林管理技術賞を制定し、翌1999年度から表彰を行っている。平成22年度の表彰者として、全国の大学演習林等の技術職員から7名が選出され、京都大学フィールド科学教育研究センターからは北海道研究林技術班長の佐藤修一技術専門員が選ばれた。
佐藤修一技術専門員の授賞理由は以下の通りである。
1)道東の天然林の動態、カラマツ造林地の成長に関する研究への貢献をした。
2)道東のエゾシカによる森林被害に関する研究への貢献をした。
3)北海道研究林の気象観測及び酸性雨等モニタリングの推進への貢献をした。
佐藤氏は1986年旧国鉄職員から京都大学農学部附属演習林に転職され、以来、北海道演習林、芦生演習林、北白川試験地を経て、現在は北海道研究林に勤務されています。本賞はその長年の成果が認められたものであり、ここに改めて、受賞を称えたいと思います。
- 授賞式の様子 -
左:受賞者の挨拶 右:全演協の会長副会長と受賞者の記念撮影