2013年3月27日、岩手大学で開催された第124回日本森林学会大会のポスター講演において、落合 夏人氏(農学部4回生・森林育成学)が、ポスター賞を受賞しました。
対象となった発表は、以下の通りです。
<P2-176> 「窒素負荷量が異なる森林間における土性と窒素・炭素保持の関係」 落合 夏人・徳地 直子
[講演内容]
土壌を養分可給性に影響する粒子サイズによって分画し、それぞれのサイズの炭素・窒素量を測定しました。そしてこれらを大気からの窒素降下量が異なる日本の森林土壌間で比較を行いました。窒素降下量が多いほど可給性の高い大サイズ画分の窒素・炭素量が多いと推測されましたが、本研究では窒素降下量が少ない森林土壌でも大サイズ画分の窒素・炭素量が多い場合があることなどを報告しました。