2025年 2月 7日(金)に、土壌採取にご協力いただいた団体の皆さまを対象に、「里山の土壌を知るプロジェクト 第1回 中間報告会&交流会」をオンラインで開催しました。(参加者 82人)
里山の典型的な景観であるコナラやクヌギなどの優占する広葉樹林では、近年人の関わりが減少して多くが放置されているという現状があります。一方で放置された里山の広葉樹林を管理・利用していこうという動きもでてきていますが、景観の変化は分かっても「管理・利用が里山環境に及ぼす影響」まではあまり把握ができていません。そこで京都大学フィールド研は、全国の里山団体の協力をえて、全国の里山の現状を把握する一環として里山の植生の遷移と密接に関係する土壌に注目した『里山の土壌を知る~市民参加型の全国里山土壌調査~』プロジェクトを立ち上げました。2024 年7 月から9月にわたって応募チラシ・ウェブページなどを使って参加者を全国から募集し、北海道から九州にわたる33か所の里山の方々が参加くださりました。今回はこれらの参加者への中間報告会でした。
2部と3部は参加者と一緒に里山調査や管理などについて活発な議論が行われました。その後にいただいた感想は、「活動の刺激になった」、「過去の里山の歴史を知りたくなった」、「里山の環境により関心を持つようになった」、「土壌に愛着がわい」、「(土壌以外にも)いろいろな調査をしたくなった」などでした。引き続き京都大学フィールド研は、「里山シチズンサイエンス」を通して様々な里山の関係者とともに「里山を知る」活動を進めていきたいと思います。
(当日の様子)
◆ 日時:2025年 2月 7日(金)18:00~20:00
◆ プログラム
[はじめに] あいさつ 18:00-18:05
[第1部] 中間報告 18:05-18:40
[第2部] 各調査のディスカッション 18:45-19:25
(1)土壌、(2)落葉、(3)樹木、(4)開空度、(5)下層植生、(6)里山の環境・生き物、(7)里山管理、(8)里山と人の関わり
[第3部] 参加者同士の交流 19:30-20:00
◆ 問い合わせ先:新しい里山・里海 共創プロジェクトお問い合わせ担当
fserc-collabo-contact*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
(参考)里山の土壌を知るプロジェクト
年報22号 2024年度 主な取り組み
