この授業は、和歌山県立有田中央高等学校清水分校との共催で3年生を対象に2002年度より開講しており、清水分校の学校設定科目(通年)の一つとして地域の主要な産業である林業や、身近な環境である森林について学習することを目的としています。本年度は、4月16日の開講式から翌年1月8日の閉講式まで計23回の座学及び実技を毎週火曜日の午後に行いました。1学期は、オリエンテーションの他、測量や立木の伐倒等に使用する機械器具の使用方法および基礎知識について学習しました。2学期は、前学期で学んだことを現場で実践・活用することで、森林管理の難しさや厳しさを体験するとともに、神戸大学が行っている河川での研究・調査の一端にも触れました。3学期は1年間のまとめとして講義を行った後、閉講式を迎え無事終了となりました。今年度は男子生徒2名が受講し、意欲的に取り組んでいました。