社会教育」カテゴリーアーカイブ

職業体験学習

2016年9月28日から30日にかけて、有田川町立八幡中学校2年生1名の職業体験学習を受け入れました。
この学習は・勤労の尊さや意義を理解し、望ましい職業観を養う。・地域についての理解を深め、共によりよく生きていこうとする意欲や態度を育てる。・生き方についての自覚や将来設計について考える機会とする。といった目的で行われています。
以下、職業体験生に作成してもらったホームページ報告です。
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2016年9月28日~30日に職業体験を行いました。
1日目の午前中は神戸大学の佐藤拓哉 准教授の研究内容を説明してもらい、研究の補助をしました。電気が流れる機械を使いアマゴを捕獲し、体長や体重を測定し胃の中に入っている物も調べ
色で印をつけました。
午後からは研究林の管理区域を見回り、尾根や谷の名称も教わりました。ここでは地図の読み取りも大切だと教えてもらいました。

アマゴの体長測定

アマゴの体長測定

アマゴにマーキング

アマゴにマーキング

2日目の午前中は山の中に入り環境を調査しました。地面をはって歩いている甲虫はどんな物がいるのか、決められた区域にどんな葉や種などが落ちているのか、どんな木の芽が発芽して育っているのかなどを調べました。川の水のpH(酸性なのか中性なのかアルカリ性なのか)、EC(電気を良く通すのか)を調べました。
午後は油圧ショベルという重機に乗せてもらいました。大きい物と小さい物に乗りました。石や土を掘って移動させたりしました。雨のpH・ECも測りました。

甲虫トラップ回収

甲虫トラップ回収

リタートラップ回収

リタートラップ回収

渓流水採水

渓流水採水

川の水のpH・EC調査

川の水のpH・EC調査

油圧ショベルの操作

油圧ショベルの操作

ミニ油圧ショベルの操作

ミニ油圧ショベルの操作

3日目の午前中は木の成長を良くするためにチェーンソーを使って保育間伐をしました。手を借りず一人で伐ったりしました。何も障害物の無いような所に倒すことを意識しました。それから、
チェーンソーの分解・清掃・点検をしました。どんな仕組みでどんな風に動いていたかが分かりました。そして次もちゃんと使用できるように掃除しました。
午後からはホームページの作成をしました。3日間やらせてもらったことをまとめました。

チェーンソーを使って伐採

チェーンソーを使って伐採

ホームページの作成

ホームページの作成

ひらめき☆ときめきサイエンス

2016年9月18日に神戸大学大学院理学研究科との共催で、ひらめき☆ときめきサイエンス「寄生虫が森と川を育む?~ハリガネムシを通して自然をみてみよう~」を実施しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスは独立行政法人日本学術振興会の事業の一環で、文部科学省科学研究費補助金(通称,科研費)を用いて行われている研究に、小・中・高校生に触れてもらうプログラムです。
当日は雨天のためプログラムを入れ替えて行い、開講式の後、午前は渓流でのアマゴの調査を体験したり、寄生虫ハリガネムシとその宿主カマドウマの捕獲トラップを観察しました。午後は、長谷川林長による研究林の概要説明と神戸大学の佐藤准教授による講義「森と川をつなぐ生きものたちの話」の後、アマゴの胃内容物調査や体長・体重測定、個体の識別方法を体験し、最後に閉講式と未来博士号が授与されました。
県外から参加した中学生3名のアンケートには、とても面白く分かりやすかった、また参加してみたい、1泊2日でもっと長時間じっくりしてみたい等の関心の高い意見が寄せられました。

アマゴの調査体験

アマゴの調査体験

ハリガネムシの捕獲

ハリガネムシの捕獲

長谷川林長による概要説明

長谷川林長による概要説明

佐藤准教授による講義

佐藤准教授による講義

アマゴの体長測定

アマゴの体長測定

アマゴの識別方法について

アマゴの識別方法について

総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)

2016年6月1日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。
午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を約2時間かけて歩きながら、樹木を中心とした自然観察を行いました。
午後からは清水分校にて「和歌山研究林の概要 山のめぐみを活かす情報と機械」という題目で長谷川林長による講義を行いました。

ヒノキ人工林の下層植生

ヒノキ人工林の下層植生

単葉と複葉の見分け方

単葉と複葉の見分け方

ギャップの重要性と倒木更新

ギャップの重要性と倒木更新

午後からの講義

午後からの講義

森林体験学習

2016年5月26日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生6名を対象に森林体験学習を行いました。
当日は雨天のため午前と午後のプログラムを入れ替えて行い、午前中は3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別や苗木の掘り取り体験を行った後、樹木識別テストを行いました。午後からは和歌山研究林の教育研究棟で樹木についての学習を行いました。
この森林体験学習は、「総合的な学習の時間‐森のことを知ろう(環境)‐」の一環で、秋には人工林での間伐体験が予定されています。

モミの葉の特徴について学習

モミの葉の特徴について学習

苗木の掘り取り体験

苗木の掘り取り体験

樹木識別テスト

樹木識別テスト

樹木識別についての学習

樹木識別についての学習

総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境

2015年11月5日に、和歌山研究林と協定を結んでいるマルカ林業(株)様の協力を得て、有田川町立八幡小学校5年生5名による[総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境]として間伐体験が行われました。
はじめにマルカ林業(株)職員の方から間伐について説明を受け、その後児童それぞれに研究林職員が付き添いながら、ノコギリを使用して間伐を行いました。
間伐後は、チェーンソーやノコギリを使用して丸太切りの体験を行いました。

間伐について説明

間伐について説明

ノコギリの使い方について説明

ノコギリの使い方について説明

間伐体験

間伐体験

チェーンソーの体験

チェーンソーの体験

和歌山研究林ミニ公開講座

2015年10月25日に和歌山研究林ミニ公開講座(後援:有田川町教育委員会 京大ウィークス2015参加イベント)を行い、当選者20名のうち17名が参加されました。
当日は清水行政局駐車場で開講式を行い、ごまさんスカイタワーへ移動し休憩、予定外の林道通行止めがありながらも、5林班から6林班の研究林境界部尾根を歩きながら無事に自然観察を行うことができました。
木枯らし1号が吹く寒い一日となりましたが、アンケートでは「非常に良かった。難しい話ではなく、親しみやすい話題、木の名前や小ネタがありとても楽しめました。」「寒かったですが、全体的には大満足でした。」など、概ね好評を得ることができました。

開講の挨拶

開講の挨拶

ごまさんスカイタワーで休憩

ごまさんスカイタワーで休憩

予定外の通行止め

予定外の通行止め

1班

1班

2班

2班

集合写真

集合写真

森林体験学習

2015年6月16日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生5名を対象に森林体験学習を行いました。
午前中は八幡小学校で事前学習を行い、午後からは3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別学習を行いました。樹木識別学習を終えた後、苗木掘取りの体験や学んだ樹木の確認を行いました。
あいにくの天候のため、予定していた樹木識別テストは取り止めになりましたが、皆さん積極的に学んでいました。

事前学習

事前学習

樹木識別学習

樹木識別学習

苗木掘取り体験

苗木掘取り体験

終わりの挨拶

終わりの挨拶

総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)

2015年5月29日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。
午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を歩きながら自然観察を行いました。
午後からは清水分校にて長谷川林長による講義を行いました。

挨拶とスタッフ紹介

挨拶とスタッフ紹介

ミズメの説明

ミズメの説明

ブナの太さを体で測る

ブナの太さを体で測る

長谷川林長の講義

長谷川林長の講義