気仙沼舞根プロジェクト・シンポジウム「地震と津波に学び“海とともに生きる”未来創生」

2012年10月12日(金) 10:00~ 財団法人国際高等研究所において、気仙沼舞根プロジェクト・シンポジウム「地震と津波に学び“海とともに生きる”未来創生」を行いました。 参加者は64人でした。

当日撮影された動画と発表資料が京大OCWで公開されました。(2013-02-13 追記)
内容を紹介した文書が公開されています。田中 克 「大震災からの復興と干潟再生を考える京都シンポジウム」 日本水産学会誌 79(1) p.121-124 (2013)(2013-03-06 追記)

地震と津波に学び“海とともに生きる”未来創生

日時:2012年10月12日(金) 10:00~17:00
場所:財団法人国際高等研究所 ホール(京都府木津川市木津川台9丁目3番地)

主催:舞根湾生物環境調査グループ・有明海再生研究会・NPO法人森は海の恋人
共催:財団法人国際高等研究所・京都大学フィールド科学教育研究センター・三井物産株式会社

申込:不要
入場:無料
定員:先着120名
対象:研究者および一般の方

問い合わせ先:NPO法人森は海の恋人
         理事 田中 克 (0774-33-2503)
         事務局 小山美江 (0266-31-2770)

       -プログラム-
   ~森と海を結ぶ干潟・湿地再生を考える~

10:00~10:10 趣旨説明  田中 克(財団法人国際高等研究所)

10:10~11:00 基調講演「巨大地震と変動する干潟」 尾池 和夫(財団法人国際高等研究所長)

11:00~11:30 「有明海・諫早湾の閉め切りから15年―堤防建設がもたらした災いと環境復元の願い」 佐藤 正典(鹿児島大学)

11:30~12:00 「気仙沼舞根湾に蘇った干潟・湿地帯とその意義」 横山 勝英(首都大学東京)

12:00~13:00  休 憩

13:00~13:30 「干潟の機能と価値―三河湾における取り組み」 鈴木 輝明(名城大学)

13:30~14:00 「気仙沼舞根湾における震災後の低次生産の動向」 吉永 郁生(京都大学)

14:00~14:30 「海のゆりかご―アマモ場の機能と回復過程:東北太平洋沿岸域の事例」 小路 淳(広島大学)

14:30~15:00 「気仙沼舞根湾に蘇る魚類群集」 益田 玲爾(京都大学)

15:00~15:20  休 憩

15:20~15:50 「里海創生と干潟再生―英虞湾における取り組み」 松田 治(広島大学)・国分秀樹(三重県水産研究所)

15:50~16:20 「蘇る干潟における環境教育と巨大防潮堤」 畠山 信(NPO法人森は海の恋人)

16:20~17:00 総合討論―「京都提言」へ向けて