ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2008年8月27~29日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部1名、理学部1名、工学部1名であった。

初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。 途中、有田川町清水のあらぎ島(有田川に面した棚田)を見学した。

水採取の様子(有田川中流域)

pHとECを測定

採取した水をフィルターで濾過

あらぎ島(棚田)を見学

2日目は和歌山研究林の5,6林班の境界であるハコヤ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受け、 午後からは、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。

天然林と人工林を歩く

渓流調査の様子

魚の大きさを測定

魚の食べたえさを調べる

3日目は6林班のヒノキ造林地内で、固定標準地プロットを作成し、 午後からは大型機械倉庫で、チェーンソーを使った伐木作業実習を行った。

コンパスの説明

コンパス測量でプロットを作成

チェーンソーの使い方を説明

チェーンソーで丸太を切る