大規模野外実験

2015年4月7日に神戸大学の佐藤拓哉准教授より、今年度から実施される研究について説明会が行われました。

題目:複合生態系における寄生者感染動態と群集動態の関係の総合理解

この研究はハリガネムシ類を通した森林と河川の季節的な連関機構を明らかにするために、研究林内の河川および渓畔林において、水生昆虫・陸生昆虫類・ハリガネムシ類の季節消長を観測するとともに、陸生昆虫類の河川への季節的な流入が、アマゴの成長や繁殖、および個体間競争への影響を通して河川の生物群集・生態系の機能を変化させるメカニズムを検証します。

和歌山研究林では本研究のサポートを行っていきます。

説明会の様子

説明会の様子

調査地の下見

調査地の下見