月別アーカイブ: 2021年11月

八幡小学校の森林体験学習(2021年秋)

令和311月18日に有田川町立八幡小学校5年生よる森林体験学習(2021年秋)が行われました。これは例年、八幡小学校の5年生を対象に「総合的な学習の時間‐森のことを知ろう(環境)‐」の授業の一環で春と秋の年2回実施されています。6月に行われた春の部では天然林での樹木観察を行い、今回の秋の部では人工林での間伐体験を行いました。

10林班茗荷平周辺の人工林でノコギリを使った間伐と丸太切り体験を行いました。始めに技術職員による説明を受け、天然林と人工林の違いや人工林の手入れについて学んだ後、間伐と丸太切りの体験を行いました。それぞれの生徒に職員が付いて、ノコギリの使い方や木の倒し方、安全に関する注意などを受け、間伐はひとり1本ずつ伐採しました。丸太切りでは輪切りにした丸太の年輪を数えたりサンドペーパーできれいに磨いてコースターに仕上げました。

「真っすぐ切るのが難しい」、「しんどいなあ」、「疲れた」などと言いながらも木が倒れた時には歓声が上がり、大変ながらも楽しく作業していました。この取り組みを通じで、木を切ることの大変さや間伐の必要性、木とふれあうことの心地よさなどを感じてもらい、森林や木材に関する興味を持ってもらえたらうれしく思います。

ノコギリの使い方の説明

木の倒し方の説明

間伐作業の様子1

間伐作業の様子2

チェーンソー体験

コースター作成

和歌山県農林大学校 の実習

令和31112日に和歌山県農林大学校林業研修部による実習が行われました。

午前9時半に護摩さんスカイタワーに集合し、長谷川准教授による開講の挨拶と研究林の概要説明を行った後、研究林内に移動し長谷川准教授および技術職員の案内により、5.6林班尾根部の冷温帯天然林を歩き、樹木観察を行いました。その後、10林班の新植地や新設した作業道を歩き、獣害防除や作業道の路線選定や維持管理に関する解説が行われました。続いて4林班の広葉樹見本林へ移動し、広葉樹人工林の育成に関する解説が行われました。

開講の挨拶と概要説明

天然林での樹木観察

植栽木に設置した獣害防止シェルターの解説

作業道における災害復旧箇所の解説

作業道における崩壊危険個所の解説

広葉樹見本林での解説

【お知らせ】当研究林の勝山技術専門職員が森林・林業交流研究発表会で発表します

令和3年11月16日(火)に近畿中国森林管理局主催の「令和3年度森林・林業交流研究発表会(1日目)」において、「大学演習林における地域貢献-地域活性化のための人材育成を目指して-」と題してオンラインによる技術発表を行いますので、興味のある方はご視聴ください。

当日はWEBによる視聴が可能です。詳しくは近畿中国森林管理局のホームページをご覧ください。(森林・林業交流研究発表会

県道19号(美里龍神線)工事のお知らせ

京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林をご利用の皆様へ

現在、有田郡有田川町下湯川地区の県道19号(美里龍神線)において法面崩壊箇所の災害復旧工事による
交通規制が行われていますが、追加工事が行われます。

工事期間:令和3年11月8日~令和4年3月15日

工事場所:有田郡有田川町下湯川地区(多井登り口から上流100mまで)

詳細はこちらをご確認ください。

なお、今回は時間通行止めとなるため、時間によって迂回路を通っていただくことになります。上記の詳細を確認の上、お間違いのないようお願い申し上げます。
利用者の方々になご不便とご迷惑をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林

環境系プロジェクト(有田川水質調査)

和歌山研究林では、環境系プロジェクト研究の一つとして、2005年より有田川流域の水質調査を継続して実施しています。研究林のある有田川源流部(支流の湯川川)に始まり、最下流の有田市古江見に至る約60kmの区間に12か所の定点採取ポイントを設け、定期的に水質測定とサンプルの採取を行っています。

10月27日に水質調査とサンプル採取を行いました。pHとEC(電気伝導度)はその場で測定します。また、フィルターでろ過したサンプル用の河川水はフィールド研に送付し、より高度な分析が行われます。

このような調査を長期間継続して行うことにより、森林や農地・都市部から河川へ流れ出す様々な物質の動きを知ることができ、長期的な環境の変化を把握することにつながります。

 

 

採取ポイント(上流部)

採取ポイント(下流部)

pHとECの測定

サンプルの採取