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下刈りの実施

令和4年8月24日に10林班の茗荷平において、下刈り作業を実施しました。こちらは令和3年4月にスギの苗木を植栽し、獣害防止のためのツリーシェルターを設置した場所です。

ウリハダカエデやススキといったシカの食害を受けにくい植物の生長が旺盛で、シェルターの高さ(140cm)を超え、苗木の生育を阻害する恐れがあるため、これらを対象に刈払いました。

スギの苗木は、大半がシェルターの高さを超え、順調に生育していますが、雑草類も同じように生育が良いため、今後も定期的な巡視を行い、必要があれば下刈りを実施していきたいと思います。

作業前の様子
刈払い機による作業
作業後の様子

 

 

シェルターの高さを超えた苗木

保育間伐の実施

1月よりスギ・ヒノキの人工林(6林班、30年生)において保育間伐を実施しています。
適正な密度管理を行うことにより、込み合った林内に適度な空間や日射が確保され、残された樹木の健全な成長を促します。
2月は雪や風の影響で実施できない日が多くありましたが、3月に入ってからは安定した天候が続いています。
引き続き、安全に留意して作業を進めてまいります。

現場までの作設した歩道を進む

チェーンソーによる伐採

伐採木を玉切りする

作業中の様子(左が作業前、右が作業後)

作業前の真っ暗な林内

作業後の明るくなった林内

横断排水溝(ロングU)設置

和歌山研究林では豪雨の際に路網被害を最小限に抑える対策として、昨年度より横断排水溝(ロングU)の増設を進めています。
2015年度は3箇所設置し、今年度は6月27日現在で3箇所の設置が完了しています。
(写真は昨年12月に設置した箇所)

床堀と型枠設置

床堀と型枠設置

ベース生コン打設

ベース生コン打設

ロングU設置

ロングU設置

埋め戻し

埋め戻し

林道整備

2015年4月22日から28日にかけて、二ノ俣谷線で新たに崩壊した法面の崩土除去を行いました。

崩土除去前(八幡谷線から)

崩土除去前(八幡谷線から)

崩土除去前(ゲート側から)

崩土除去前(ゲート側から)

崩土除去後(八幡谷線から)

崩土除去後(八幡谷線から)

崩土除去後(ゲート側から)

崩土除去後(ゲート側から)

法頭危険木の処理

法頭危険木の処理

重機による崩土除去

重機による崩土除去