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ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2007年8月29~31日にかけて行われた。
参加者の内訳は農学部5名、教育学部1名、総合人間学部1名であった。

初日はJR箕島駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。

pHとECの測定方法を説明

採取した水をフィルターで濾過

水採取の様子(有田川河口域)

水採取の様子(有田川中流域)

2日目は和歌山研究林の5,6林班の境界であるハコヤ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受け、 午後からは、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。

天然林を構成する樹種の説明

天然林内の土壌の説明

倒木更新について説明

胸高直径の測り方を説明

3日目は6林班のヒノキ造林地内で、固定標準地プロットを作成し、 午後からは大型機械倉庫で、チェーンソーを使った伐木作業実習を行った。

胸高直径を測定

コンパスを使った樹高測定

チェーンソーの使い方を説明

スギをチェーンソーで間伐

ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

森林はこれまでわれわれの生活を支えてきた木材、燃料という役割に加え、 森林の環境創造機能や未解明の生物多様性機能などの新しい役割にも森林の寄与が大きく期待されている。 これら森林がもたらしてくれるものについて再考する事を目的として2006年9月27~29日にかけて本学3名、 他大学2名の参加者でゼミが行われた。
内容
1日目:有田川流域観測、水採取及び解析
2日目:天然林、人工林自然観察及び人工林手入れの施業実習
3日目:木材利用促進加工施設(清水町森林組合)見学

有田川の水を採取

水をろ過しpH,ECを測定

大径木による倒木更新の説明

天然林内の土壌の説明

チェーンソーの使い方を説明

のこぎりを使った枝打ち作業

チェーンソーを使った伐倒作業

製材過程の説明

学生の感想
「雄大な森と親切なスタッフの方々に囲まれ、本当に楽しい3日間でした。」
「現場での作業が多く、大変でしたけど、面白かったです。」
「枝打ちなど実際に体験させてもらって、面白かったのでもっと長時間やりたかったです。」