岡西政典氏、千徳明日香氏が優秀ポスター賞を受賞

2014年1月25日、兵庫県立人と自然の博物館で開催された日本古生物学会第163回例会にて、岡西政典氏(瀬戸臨海実験所 研究員)および千徳明日香氏(日本学術振興会特別研究員(PD))が、優秀ポスター賞を受賞しました。

岡西政典・千徳明日香・藤田敏彦
「ツルクモヒトデ目(棘皮動物門,クモヒトデ綱)の分子系統解析と骨片の形態に基づく新分類体系」

(研究内容の紹介)
 本研究では33属83種を扱った分子系統解析と、体内の骨片の形態も考慮した観察による形態形質の再査によって、ツルクモヒトデ目(棘皮動物門、クモヒトデ綱)の科レベルの分類体系を再検討しました。また、この知見に基づいて、腕が分岐するテヅルモヅルと呼ばれるグループが、当該目の中でどのように進化してきたかの考察しました。

瀬戸臨海実験所 公式ブログ「せとブロ」でも紹介されています。