後藤 龍太郎助教が日本ベントス学会奨励賞を受賞

2018(平成30)年9月11日に、創価大学で開催された2018年日本プランクトン学会・日本ベントス学会・合同大会において、瀬戸臨海実験所の後藤 龍太郎助教が日本ベントス学会奨励賞を受賞しました。

受賞記念講演のタイトルは、以下の通りです。
 「干潟で見られる共生関係の多様性と進化」
  後藤 龍太郎

(受賞の理由)
後藤助教は、干潟に住むベントス類の進化、生態、分類、寄生・共生関係について、野外調査や分子系統解析などの手法を用いて、幅広く研究してきました。ウロコガイ科の共生二枚貝類を対象にした研究では、宿主転換による多様化パターンや宿主への様々な適応、環形動物のユムシ類を対象とした研究では、摂食様式や性的二型の進化、生息水深の進化的変遷、共生生物群集などを明らかにしました。これら一連の研究が評価され日本ベントス学会奨励賞を受賞しました。

結果については、日本ベントス学会のウェブページに掲載されます。