里海生態保全学分野 教授の公募

フィールド科学教育研究センター 里域生態系部門 里海生態保全学分野 教授の公募
 ※2019年8月30日(金曜日)公募締切
益田 玲爾 氏 2020年4月1日付

1. 職種  教授

2. 募集人数  1名(常勤)

3. 所属及び勤務地
 【所属】
  京都大学 生態フィールド学系
  フィールド科学教育研究センター 里域生態系部門 里海生態保全学分野
 【勤務地】
  京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所
  (所在地:〒625-0086 京都府舞鶴市長浜番外地)

4. 募集内容
 京都大学フィールド科学教育研究センター(以下、「フィールド研」という)は、2003年4月に旧理学研究科附属瀬戸臨海実験所、農学研究科附属演習林・亜熱帯植物実験所・水産実験所の4施設を統合し、フィールドをベースに森から海までのつながりを解明する「森里海連環学」を基盤とした教育・研究を目的として設立されたものです。京都大学におけるフィールド科学の全学共通教育を担当するとともに、森林生態系、里域生態系、海洋生態系間の連環機構の解明に取り組み、自然生態系や地球環境の保全に関するフィールド教育と研究の発展を目指しています。また、2011年度には瀬戸臨海実験所と舞鶴水産実験所が、2015年度には芦生・北海道・上賀茂の研究林・試験地が文部科学省教育関係共同利用拠点に認定され、全国の国公私立大学の学生に対してフィールド教育の場と機会を提供しています。
 舞鶴水産実験所は里域生態系部門・海域ステーションとして、河口・沿岸域生態系の環境と生物を多面的に研究し、大学の専門教育および地域の社会教育に貢献することを目標としています。

 本公募では、次のような仕事に意欲をもって取り組んでいただける方を募集します。
 (1) 水圏の生態系研究に豊かな研究経歴を有し、それを遂行すること。
 (2) フィールド科学教育研究センターの「森里海連環学」に関する教育研究を推進し、同センター提供の全学共通科目をはじめとする講義に取り組むこと。
 (3) 大学院農学研究科応用生物科学専攻における大学院生教育に取り組むこと。
 (4) 実験所の管理・運営の責務を、ほかの教員、技術職員、事務職員と連携して遂行すること。
 (5) 学内及び他大学の共同利用実習を推進すること。
 (6) フィールド科学教育研究センター全体の組織運営に積極的に貢献すること。

 採用後は生態フィールド学系に所属し、フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所(京都府舞鶴市長浜番外地)において勤務していただきます。

5. 応募資格
 ・博士の学位を有すること
 ・国籍は問いませんが、日本語による十分なコミュニケーションができること

6. 採用時期 2020年4月1日

7. 専門分野 水圏生態学

8. 任期  なし

9. 試用期間 あり(6 か月)

10. 勤務形態
 専門業務型裁量労働制(1日7時間45分相当、週38時間45分相当)
 休日:土・日曜日、祝日、年末年始、創立記念日および夏季一斉休業日

11. 給与・手当等
 本学支給基準に基づき支給

12. 社会保険
 保険:文部科学省共済組合、厚生年金、雇用保険および労災保険に加入

13. 応募方法
 封筒の表に「教員応募書類在中」と朱書きし、以下(1)~(12)の書類一式(紙媒体1 部、および、すべての書類をPDF 化したファイルを収めたCD またはDVD を2 枚)を、簡易書留郵便で下記応募書類送付先まで送付してください。

 (1) 履歴書(写真貼付、大学入学以降の履歴、書式は自由)
 (2) 研究業績リスト(査読付原著論文、査読なし原著論文、著書、総説、その他に区分して記載)
 (3) 所属学会ならびに学会活動(役職など)
 (4) 学会賞などの受賞歴
 (5) 主要原著論文5 編の別刷り、またはそのコピー
 (6) これまでの研究内容の概要(2,000 字程度)
 (7) 今後の教育と研究に対する抱負(2,000 字程度)
 (8) これまでの競争的資金の獲得状況(過去10 年)
   研究費の名称、研究課題名、代表者氏名・所属、研究期間、研究費総額のリスト
 (9) 上記(8)以外に関わった研究プロジェクトの課題名、代表者氏名・所属等のリスト
 (10) 海外での研究歴
 (11) そのほか参考になる事柄
 (12) 参考意見を伺える方(2 名)の氏名と連絡先
  ※なお、提出書類は原則として返却しませんので、予めご了承ください。

 応募書類送付先:
  〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 北部構内農学部総合館
  京都大学フィールド科学教育研究センター センター長 德地直子

14. 応募締め切り  2019年8月30日(金)必着

15. 選考方法
 選考の過程で必要に応じて面接を行います。その際の経費は自己負担とします。
 面接の詳細は対象者に別途連絡します。

16. 問い合せ先
 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所 朝倉彰
 E-mail: asakura.akira.6w*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)

17. その他
 京都大学は男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。本学における男女共同参画推進施策の一環として、「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(男女雇用機会均等法)」第8条の規定に基づき、選考において業績(研究業績、教育業績、社会的貢献)などの評価が同等である場合は、女性を優先して採用します。