中山理智さん(JSPS特別研究員DC2)が、日本森林学会学生ポスター賞を受賞

 2021年3月23日に、農学研究科森林科学専攻森林情報学分野の博士2年の中山理智さん(JSPS特別研究員DC2)が、オンラインで開催された第132回日本森林学会学術大会において、日本森林学会学生ポスター賞を受賞しました。

 対象となった発表内容は以下の通りです。
「北海道東部の森林における初冬および初春の酵素活性に対する根圏効果」
中山理智(京都大院・農)、 舘野隆之輔(京都大・フィールド研)

(研究内容の紹介)
 本研究は、京都大学北海道研究林標茶区の天然林において初冬、初春および夏季に細根の周囲の根圏土壌とそれ以外の非根圏土壌を採取し、細胞外酵素活性や微生物の量の違いを明らかにしました。その結果、植物の活動が少ないと考えられる初冬や初春においても細根の周囲では真菌が多く、窒素・リン酸獲得に関わる細胞外酵素の活性が高いことが明らかとなりました。

 結果については、森林学会のウェブページに掲載されます。

ニュースレター54号 2021年6月 受賞の記録