角野和史さん(M1)、荒井優志さん(M2)、小木曽奏斗さん(M2)他が優秀発表賞を受賞

角野和史さん(M1)、荒井優志さん(M2)、小木曽奏斗さん(M2)他が優秀発表賞を受賞

2024年12月21日に、京都大学農学部総合館で開催された令和6年度日本水産学会近畿支部後期例会において、農学研究科応用生物科学専攻 海洋生物環境学分野 修士1年の角野和史さん、修士2年の荒井優志さんと小木曽奏斗さん他が、優秀発表賞を受賞しました。

〇角野 和史・和田 敏裕・山野辺 貴寛・舟木 優斗・高木 淳一・久米 学・山下 洋・荒井 優志・小木曽 奏斗・堺 理紗子・前屋敷 大輔・倉都 健治・安藤 大輔・三田村 啓理
「ホシガレイ種苗放流に伴うカワウの誘引と捕食」

(研究紹介)
 ホシガレイ種苗放流事業では、放流直後の被食による減耗の把握が課題である。各種捕食者候補のうち、カワウは多数の種苗を捕食する可能性がある一方で、本種による被害は想定されていない。そこで、本種の捕食がホシガレイ種苗の生残に及ぼす影響の評価を目的に、定点カメラによるカワウの観察と、音響テレメトリーによる種苗の追跡を実施した。大規模な種苗放流の実施によるカワウの誘引、ならびに捕食による種苗の減耗が示唆された。なお、本研究は、福島国際研究教育機構(F-REI)の令和6年度農林水産分野の先端技術展開事業「ICTインフラを用いた効果的な種苗放流による資源の安定化」(JPFR24060109)によって実施された。

(参考)日本水産学会 令和6年度日本水産学会 近畿支部後期例会