知ろう、守ろう芦生の森シンポジウム

2011年10月15日、南丹市美山文化ホールにおいて、「知ろう、守ろう芦生の森-芦生の森が問いかけているもの-シンポジウム」を開催しました。参加者は約80人でした。(フィールド研共催)

(11-09-30 チラシ追加)
AsiuPoster2011

開催趣旨
 芦生は、京都の秘境、原生林とも言われ、自然の豊かさを誇っていました。
 しかし、近年シカの食害により樹木や草花が失われ、以前の芦生の姿を知るものからは信じられないような光景が生まれています。
 そこで、変わってしまった芦生の現状を知り、京都府だけでなく日本全体から見ても貴重なその自然の再生を考えるとともに、芦生の森が私たちに問いかけているものを府民の皆さんと一緒に考えたいと思います。

日時  2011年10月15日(土) 10時~14時30分

場所  南丹市美山文化ホール (京都府南丹市美山町島島台51)

主催  芦生地域有害鳥獣対策協議会、京都府南丹広域振興局

共催  京都大学フィールド科学教育研究センター、NPO芦生自然学校

後援  南丹市、公益社団法人京都モデルフォレスト協会

内容
 10:00 開会、あいさつ
 10:15 基調講演 「芦生の昔と今」京都大学名誉教授 渡辺 弘之先生
 11:00 休憩
 11:10 地域からの報告「芦生の森からの問いかけ」
     京都大学大学院農学研究科講師 高柳 敦
     美山漁協専務理事・美山町環境保全対策協議会会長 松田 茅里
     芦生自然学校理事 鹿取 悦子
     南丹市猟友会知井班長 藤原 誉
     芦生の森シカ防護ネット設置ボランティア活動参加者 久保木 瑞穂
 12:15 休憩
     シカ料理が数種類試食できます。(昼食はご用意ください。)
    会場に写真パネル等の展示を行います。
 13:15 パネルディスカッション 「芦生の森のこれから-私たちにできること-」
   コーディネーター 芦生地域有害鳥獣対策協議会会長(京大フィールド研 教授) 吉岡 崇仁
   パネラー 京都大学 高柳 敦、NPO芦生自然学校 井栗 秀直
        美山漁協組合長 上林 実、南丹市猟友会美山支部長 大野 安彦
 14:30 終了、あいさつ

参加申し込み
 当日参加も可能ですが、資料等の準備がありますので、事前の申し込みをお願いします。
 (会場の収容人員は約300名です。)
*申込先: 京都府南丹広域振興局農林商工部森づくり推進室
  Email:nanshin-no-mori*pref.kyoto.lg.jp(*を@に変えてください)
  TEL:0771-22-0426 FAX:0771-24-4683