第22回公開講座「今、森から考える-森を伐る-」

公開講座実行委員会委員長 吉岡 崇仁


 第22回フィールド研公開講座を7月27~29日の日程で芦生研究林にて開催しました。受講生は、一般参加と高校生グループ参加を合わせて37名でした。講義では、「森を伐る」意味や森林資源の利用の変遷、流域環境への影響などを学び、林内での実習では、樹木の同定、森林生態系の観察、植生に及ぼすシカ食害の影響などを学びました。また、5月に間伐施業を実施したばかりの人工林を訪れ、講座のテーマである「森を伐る」現場を実際に観ていただきました。なお、全日本空輸株式会社の協賛をいただくとともに、林内等での受講生の移動のためのマイクロバスを提供していただきました。ここに記してお礼申し上げます。

ニュースレター28号 2012年10月 社会連携ノート