大規模野外実験 2016年3月末から、林道水越線上に新たな研究地の造成を始めました。 3月末は大型プール6個設置できる台地(上段5m×7m、下段6m×9m)の造成と、増水時の谷水越流による台地洗掘を防止するため木組みを行いました。 6月22日には給水ホース・貯水タンクの設置と、給水ホースに止水バルブの取付けを行い、導水確認を行いました。 今後は大型プールの設置を進めていきます。 大型プール設置用台地の造成 谷水越流対策の木組み 給水ホースの固定 止水バルブの取付
横断排水溝(ロングU)設置 和歌山研究林では豪雨の際に路網被害を最小限に抑える対策として、昨年度より横断排水溝(ロングU)の増設を進めています。 2015年度は3箇所設置し、今年度は6月27日現在で3箇所の設置が完了しています。 (写真は昨年12月に設置した箇所) 床堀と型枠設置 ベース生コン打設 ロングU設置 埋め戻し
総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク) 2016年6月1日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。 午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を約2時間かけて歩きながら、樹木を中心とした自然観察を行いました。 午後からは清水分校にて「和歌山研究林の概要 山のめぐみを活かす情報と機械」という題目で長谷川林長による講義を行いました。 ヒノキ人工林の下層植生 単葉と複葉の見分け方 ギャップの重要性と倒木更新 午後からの講義
森林体験学習 2016年5月26日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生6名を対象に森林体験学習を行いました。 当日は雨天のため午前と午後のプログラムを入れ替えて行い、午前中は3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別や苗木の掘り取り体験を行った後、樹木識別テストを行いました。午後からは和歌山研究林の教育研究棟で樹木についての学習を行いました。 この森林体験学習は、「総合的な学習の時間‐森のことを知ろう(環境)‐」の一環で、秋には人工林での間伐体験が予定されています。 モミの葉の特徴について学習 苗木の掘り取り体験 樹木識別テスト 樹木識別についての学習