邉見 由美特定研究員が日本ベントス学会奨励賞を受賞

2020年9月20日に、オンラインで開催された2020年日本プランクトン学会・日本ベントス学会・合同大会において、舞鶴水産実験所の邉見 由美特定研究員が日本ベントス学会奨励賞を受賞しました。

受賞記念講演のタイトルは、以下の通りです。
 「ハゼとヤビーポンプ〜エビの巣穴を間借りするハゼの話〜」
  邉見 由美

(研究の紹介と受賞理由)
干潟の生態系におけるキーストーン種であるアナジャコ類、スナモグリ類、テッポウエビ類などの甲殻類を研究対象として、おもにハゼ類との共生関係に関する基礎的な生態学的知見を明らかにする研究を展開してきた。精力的な野外調査に加えて、実験室内における精妙な観察装置を駆使して定量的な行動観察にも成功している。これら一連の研究が評価され日本ベントス学会奨励賞を受賞した。

結果については、日本ベントス学会のウェブページに掲載されます。

ニュースレター52号 2020年11月