2025年5月25日発行、京大広報 No.780 p.6172に、益田玲爾教授に関する記事が掲載されました。 [全文表示]
京都大学白浜水族館[NHK]
2025年5月22日、NHK総合テレビ(関西地方)「おはよう関西」において、白浜水族館に関する放送が予定されました。
NHK「おはよう関西」5月22日(木) 7:50 -7:56 NHK総合テレビ(関西地方)
「京都大学白浜水族館」
https://www.nhk.jp/p/osaka-ohayou/ts/J6729MLVQM/episode/te/M696JXGZGR/ (2025-05-20 確認)
森と川の季節的なつながりがアマゴの多様な生き方を育む (参考情報)
上田るい 生態学研究センター研究員、佐藤拓哉 同准教授らの研究グループは、和歌山研究林の河川を調査フィールドとして、初夏に森林から河川に昆虫などの陸生無脊椎動物が流入することによって、それらを川で餌として利用しているアマゴの生き方が多様になることを明らかにしました。本研究は、森や川といった生態系の季節的なつながりが、生物多様性の一つである種内の多様性維持に貢献することを実証する成果であると同時に、気候変動や人間活動が野生生物に及ぼす影響についても重要な知見をもたらすものです。
本研究成果は、2025年5月18日に、国際学術誌「Ecology」にオンライン掲載されました。
野外操作実験において、和歌山研究林スタッフが研究協力しました。 [全文表示]
畠山重篤氏と京都大学フィールド研のつながり
京都大学名誉教授・第7代センター長 朝倉 彰
畠山重篤様のご逝去に衷心より哀悼の意を表します。畠山氏はわがフィールド科学教育研究センターの社会連携教授を務めていただきました。近くは2023年にフィールド研20周年記念式典で基調講演「森は海の恋人 人の心に木を植える」をお願いし、壇上でいつものように熱弁をふるわれました。控室でも湊総長と活発な議論をされておられ、いつにも増してお元気でした。
畠山氏は常に精力的に全国、そして世界を駆け巡って講演会などの多忙な日々を送っておられ、京都大学でも、主としてフィールド研が主催するシンポジウムや式典でご講演いただきました。
畠山氏の唱える「森は海の恋人」は、フィールド研の「森里海連環学」の理念の誕生にも大きな影響を与え、象徴となりました。著作家としても有名で、著名な賞を多数受賞され、その思想を日本中に広めておられました。また一連の環境問題に対する取り組みにより国連のフォレストヒーローを受賞、KYOTO地球環境の殿堂入り、みどりの文化賞を受賞され、世界的な名声を得ており、畠山氏の「森は海の恋人」運動は日本に世界に巨大な広がりをみせ、その影響力の大きさは計り知れません。
京大のフィールド研主催の全学共通科目(ポケゼミ、ILASセミナー)にもご貢献いただき、多くの学生たちが畠山氏から地元の気仙沼で「森は海の恋人」の講義と実習の指導を受けました。それら学生たちも、畠山氏の理念を心に成長し社会に巣立っていくことでしょう。長年のご厚情に心より感謝申し上げます。
畠山 重篤 社会連携教授 追悼記事
畠山重篤さんと森里海連環学
京都大学名誉教授・第5代センター長 山下 洋
私は2002年まで、畠山さんの水山養殖場(気仙沼市)から80kmほど南の塩竈市にある東北区水産研究所に勤務していました。その頃、海藻生産に対するフルボ酸鉄の効果に関する学会での激論について耳にしていましたが、魚類の資源生態学を研究していた私には遠い世界の話でした。
ところが思いがけず京都大学に異動となり、2003年に発足したフィールド研において、森里海連環学という未知の分野に足を踏み入れることとなりました。そこで最初に手に取ったのが畠山さんの一連の本であり、私にとって森里海連環学の道しるべとなりました。また、講義などで京大にお出でくださった機会には、個人的にも様々なお話を伺い、その中で、個別の問題を解決しようとする場合でも全体最適化の発想が基本であることを学びました。畠山さんの「森は海の恋人」の思想とそれを実践する行動力は、世の中のあり様を考え直すうえで、社会に対して極めて重要な影響を与えたと思います。私自身も、畠山さんの「森は海の恋人」を科学的に問うことが研究目標となりました。残念ながら、森が河口域生態系の保全に貢献することを示す科学的証拠を見つけたところで定年となりましたが、近い将来、畠山さんが最も気にしておられた“森と海をつなぐメカニズム”を、次世代の研究者がきっと解明してくれるものと期待しています。
畠山さんとの森里海対談:森里海連環学教育研究ユニット年報『森里海』1号から[巻頭記事]を抜粋
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畠山 重篤 社会連携教授 追悼記事
畠山重篤さんと東日本大震災
京都大学名誉教授・第3代センター長 柴田 昌三
2011年4月、東日本大震災直後に私はフィールド研センター長に着任した。5月には、京都大学で最も現地とつながりがある部局の一つとして、当時の松本紘総長から東北を支援する活動を中心的に行うようにとの指名を受けた。フィールド研の設立以来、学部生の実習の場として畠山さんの牡蠣の養殖場でお世話になっていたためである。
京都大学の学生を連れての東北復興支援ボランティア派遣は2011年8月に実現した。私は2012年3月の派遣に引率者として参加した。チャーターしたバスで片道11時間、放射能被害も懸念しながらの活動であった。フィールド研からは技術職員にも支援をいただき、畠山さんの養殖筏用の木材を山から伐り出し、学生たちがそれを運んだ。また畠山さんのご厚意で牡蠣の種付けもさせていただいた。宿の確保すら大変であったが、現地では逆に畠山さんからおいしい海の幸をごちそうになるなど、こちらが恐縮するようなもてなしを受けた。この交流を通じて私自身は畠山さんと懇意になり、以後、長い付き合いをさせていただけた。いつも私の顔を見つけると握手をしに近寄ってきてくださった畠山さんの笑顔は、決して忘れることはない。今は感謝しかない。心からご冥福を祈りたい。
(第2回 京都大学東北復興支援学生ボランティア)
(参考) 京都大学東北復興支援学生ボランティア 活動の記録・第1回ボランティア(2011年8月26~30日) 記録写真・第2回ボランティア(2012年3月19~23日) 記録写真
畠山 重篤 社会連携教授 追悼記事
畠山先生と京大フィールド研
フィールド研センター長 舘野 隆之輔
京都大学フィールド研社会連携教授の畠山重篤先生が2025年4月3日に逝去されました。畠山先生のご逝去を悼み、心より哀悼の意を表します。
畠山先生は2004年度からフィールド研社会連携教授として、時計台対話集会での講演や大学における森里海連環学の講義、気仙沼での野外実習などをご担当いただきました。2003年に発足し、「森里海連環学」を提唱して教育研究に取り組んできたフィールド研にとって、「森は海の恋人」を掲げて実践的な取り組みを行い大活躍されている畠山先生は大きな目標でした。
2023年11月のフィールド研20周年記念式典では、基調講演「森は海の恋人 人の心に木を植える」において、トレードマークの長靴を着用され、フィールド研とともに歩んだ20年を振り返りながら、気仙沼市舞根湾での教育研究活動や将来を担う人材育成について熱く語られました。20年を迎えたフィールド研に厳しくも暖かいメッセージを送っていただき、「森里海連環学」は大学の学問分野にとどめず、森と里と海のつながりがもたらす恵みを、将来世代に引き継ぐための実践的なものにしていかないといけない、という思いを新たにしました。畠山先生には、もっとご指導をいただきたかったのですが、残念ながらそれも叶わなくなってしまいました。畠山先生がしめされた思いを、私たちが次の世代へとつなげていくことで、先生への恩返しができればと考えています。
畠山先生のこれまでのご貢献に感謝の意を表しますとともに、安らかな眠りにつかれますよう心よりお祈りいたします。
畠山 重篤 社会連携教授 追悼記事
解説カード配布 京大白浜水族館で3~6日[紀伊民報]
2025年5月2日の紀伊民報 9面に、白浜水族館に関する記事が掲載されました。
瀬戸臨海実験所 研究員(非常勤)の公募
瀬戸臨海実験所 研究員(非常勤)の募集
※2025年 5月 30日(金)17時(日本時間)まで。ただし適任者が決定次第、募集を締め切ります [全文表示]
月議 漁師だから見えた世界 [毎日新聞]
2025年4月14日の毎日新聞 2面に、山下 洋特任教授に関する記事が掲載されました。
大学院科目・学部科目 2025年度
(フィールド研教員が担当する各施設を利用した科目のみ)
[全文表示]
全学共通科目 2025年度
海洋生態系部門 特定助教または特定研究員の公募
フィールド科学教育研究センター海洋生態系部門 特定助教または特定研究員の募集
※2025年5月15日(火)17時まで。ただし適任者が決定次第、募集を締め切ります [全文表示]
水産・臨海・臨湖実験所フィールド実習ワークショップ2025
2025年4月7日に、水産・臨海・臨湖実験所フィールド実習ワークショップ「臨海実習における教材開発」をオンラインで開催しました。(参加者18人) [全文表示]
益田玲爾 教授が、2025年度日本農学賞および読売農学賞を受賞
益田玲爾 教授が、2025年度日本農学賞および読売農学賞を受賞しました。2025年4月5日、東京大学農学部 弥生講堂において、受賞講演を行いました。 [全文表示]
DIVISION OF RESEARCH PROJECT PROMOTION
フィールド研の改組のお知らせ
2025年4月1日、以下のとおり組織図を変更しました。 [全文表示]
DIVISION OF MARINE ECOSYSTEM
里山の生物多様性 質と量の劣化懸念 長岡京で講演会[京都新聞 洛西版]
2025年3月30日の京都新聞(洛西版) 朝刊20面に、徳地 直子教授に関する記事が掲載されました。
京都大学附置研・センター第20回シンポ 京都からの挑戦―地球社会の調和ある共存に向けて 森林生態系の物質循環と私たちの暮らし 科学と市民 未来を「協創」[読売新聞]
2025年3月30日の読売新聞 26,27面に、徳地 直子教授に関する記事が掲載されました。
