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少人数セミナー「森を育て活かす-林業体験をとおして考える」

2015年8月25、26日に、少人数セミナー「森を育て活かす-林業体験をとおして考える」が、教員1名、TA1名、学生4名で行われました。

本セミナーは下刈り、間伐、集材など、伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに、最先端の林業の作業現場を見学、山村で暮らす人々との交流を通し、来るべき循環型社会の中で、森林資源をどのように持続的に利用していくかについて考え、自然科学、社会学など様々な側面から議論することを目的としています。

初日は台風接近のためプロット測量・テープ張りと下刈り実習の一部を行い、午後から重機操作や樹高測定、チェーンソーの分解・組み立てなどを行いました。
二日目は選木テープ巻き、伐倒、枝払い、採材、集材を行い、夕方から地元林業会社との交流会を行いました。

下刈り作業の体験

下刈り作業の体験

重機操作の体験

重機操作の体験

チェーンソーの分解と組み立て

チェーンソーの分解と組み立て

ポケットコンパスを使って樹高の測定

ポケットコンパスを使って樹高の測定

チェーンソーを使って伐倒作業

チェーンソーを使って伐倒作業

集材方法の説明

集材方法の説明

大規模野外実験

2015年7月29日に大雨時の対策を行いました。
まず、給水口にゴミ詰まり防止用ネットの取り付けを行い、給水管にエアーの混入を防ぐための囲いを設置しました。
囲いの効果は大雨時にしか確認できませんが、給水が止まらないことを期待しています。

給水口にネットの取り付け

給水口にネットの取り付け

給水口に囲いを設置

給水口に囲いを設置

大規模野外実験

2015年7月1日に、前日からの降雨による被害の有無を確認するため、林内の巡視を行っていたところ、大型プールへの導水が止まっていました。
状況を確認したところ、谷の水量が増え給水口から空気が入ってしまい、サイフォンが上手く作用しなくなったことが原因だと思われます。
実験を開始するまでに給水口の改良が必要になりました。

泡立つ給水口

泡立つ給水口

給排水施設維持

2015年6月17日に本年度2回目となる給排水施設維持を行いました。
研究林には上水道設備がないため、4林班を流れる下り滝の上流部から水を取り、浄水器で濾過して利用しています。 大雨の後などは水を通す管の口が土砂に埋まり、水量・水質が低下するため、定期的に清掃を行っています。

給水管の位置を修正

給水管の位置を修正

作業完了

作業完了

森林体験学習

2015年6月16日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生5名を対象に森林体験学習を行いました。
午前中は八幡小学校で事前学習を行い、午後からは3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別学習を行いました。樹木識別学習を終えた後、苗木掘取りの体験や学んだ樹木の確認を行いました。
あいにくの天候のため、予定していた樹木識別テストは取り止めになりましたが、皆さん積極的に学んでいました。

事前学習

事前学習

樹木識別学習

樹木識別学習

苗木掘取り体験

苗木掘取り体験

終わりの挨拶

終わりの挨拶

大規模野外実験

2015年5月8, 9日に実験につきあってもらうアマゴの生息調査が行われました。写真のアマゴにはイラストマーという個体識別色素の配色によってGGYGという名前がつけられました。このアマゴの体長と体重を測定した後、元の川に放流しました。GGYGさんの成長具合が楽しみです!

アマゴ1

アマゴ1

アマゴ2

アマゴ2