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総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)

2015年5月29日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。
午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を歩きながら自然観察を行いました。
午後からは清水分校にて長谷川林長による講義を行いました。

挨拶とスタッフ紹介

挨拶とスタッフ紹介

ミズメの説明

ミズメの説明

ブナの太さを体で測る

ブナの太さを体で測る

長谷川林長の講義

長谷川林長の講義

大規模野外実験

2015年4月7日に神戸大学の佐藤拓哉准教授より、今年度から実施される研究について説明会が行われました。

題目:複合生態系における寄生者感染動態と群集動態の関係の総合理解

この研究はハリガネムシ類を通した森林と河川の季節的な連関機構を明らかにするために、研究林内の河川および渓畔林において、水生昆虫・陸生昆虫類・ハリガネムシ類の季節消長を観測するとともに、陸生昆虫類の河川への季節的な流入が、アマゴの成長や繁殖、および個体間競争への影響を通して河川の生物群集・生態系の機能を変化させるメカニズムを検証します。

和歌山研究林では本研究のサポートを行っていきます。

説明会の様子

説明会の様子

調査地の下見

調査地の下見

 

林道整備

2015年4月22日から28日にかけて、二ノ俣谷線で新たに崩壊した法面の崩土除去を行いました。

崩土除去前(八幡谷線から)

崩土除去前(八幡谷線から)

崩土除去前(ゲート側から)

崩土除去前(ゲート側から)

崩土除去後(八幡谷線から)

崩土除去後(八幡谷線から)

崩土除去後(ゲート側から)

崩土除去後(ゲート側から)

法頭危険木の処理

法頭危険木の処理

重機による崩土除去

重機による崩土除去

プロジェクト研究・環境系

2015年4月25日に有田川流域観測を行いました。
この調査では、研究林内(有田川支流湯川川)から有田川河口にかけての流域に、 12箇所の調査地点を設けており、サンプル採取(川の水をフィルタで濾過したもの)、pH(酸性度)・EC(電気電解度)測定を毎月1回行っています。採取したサンプルについては、京都の研究室へ郵送し詳細な分析を行っています。

川の水を採取

川の水を採取

pHとECを測定

pHとECを測定

固定標準地調査

2010年10月6日に5林班のスギ・ヒノキ造林地で固定標準地調査を行った。

この日は、4林班のコブトチ見本林まで車で行き、作業道コブトチ線と歩道を歩いて調査地へ向かった。 今回調査を行った造林地は、昭和15年から16年にかけて造林されたところで調査木の樹高が高く、そのため樹高測定の際に木の先端を見通すことが難しかった。

胸高直径を測定

個体番号を記入

調査木の先端を探す

コンパスで角度を測定

ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2010年9月27~29日にかけて行われた。
参加者の内訳は農学部1名であった。

初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。
2日目は研究林の東に位置する奈良県の林業地へ移動し、そこを流れる渓流で水質等の調査を行った。
3日目の午前中は、4林班のスギ造林地で間伐実習を行い、午後は、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。

水採取の様子(有田川河口域)

pHとECの測定方法を説明

測定値を野帳に記録

水採取の様子(湯川川上流域)

見本林手入

2009年11月9日に、見本林手入を行った。

この日は、11月5日の森林体験学習で間伐体験を行った4林班のコブトチ見本林で、
間伐後放置されていたミズメの枝払いと玉切りを行った。
玉切りしたミズメは、今後の森林体験学習等で利用していく予定。

落葉した見本林の様子

倒された木の枝を払う

 

2m程度に玉切る

ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2009年8月5~7日にかけて行われた。
参加者の内訳は農学部1名、法学部1名であった。

初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。

水採取の様子(有田川中流域)

pHとECを測定

 

 

 

 

 

2日目は和歌山研究林の4,5林班の境界であるコブトチ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受けた。

午後からは、チェーンソーを使った造材作業実習を行い、その後、奈良県の林業地へ移動し、大規模な人工林を見学した。

天然林の樹木を説明

大きなブナの木

木が枯れて明るくなった林内

チェーンソーの仕組みを説明

丸太をチェーンソーで切る

伐採後の人工林を見学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日目は前日の自然観察の際に採取した枝葉を使っての樹木識別学習と、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。

樹木識別学習

渓流に生息する魚を捕獲

 

捕獲した魚

 

魚の体長と重さを測定する

 

ポケットゼミ(新入生向け少人数セミナー)

このポケットゼミは1回生を対象に、さまざまな森の性質をとらえることを目的として、2008年8月27~29日にかけて行われた。 参加者の内訳は農学部1名、理学部1名、工学部1名であった。

初日はJR藤並駅に集合し、水質調査実習の概要説明の後、有田川の水を採取・測定しながら、和歌山研究林へ移動した。 途中、有田川町清水のあらぎ島(有田川に面した棚田)を見学した。

水採取の様子(有田川中流域)

pHとECを測定

採取した水をフィルターで濾過

あらぎ島(棚田)を見学

2日目は和歌山研究林の5,6林班の境界であるハコヤ尾を歩きながら、天然林と人工林の特徴や違いについて説明を受け、 午後からは、研究林内を流れる湯川川で、渓流に生息する魚の生態について調査を行った。

天然林と人工林を歩く

渓流調査の様子

魚の大きさを測定

魚の食べたえさを調べる

3日目は6林班のヒノキ造林地内で、固定標準地プロットを作成し、 午後からは大型機械倉庫で、チェーンソーを使った伐木作業実習を行った。

コンパスの説明

コンパス測量でプロットを作成

チェーンソーの使い方を説明

チェーンソーで丸太を切る