月別アーカイブ: 2015年6月

森林体験学習

2015年6月16日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生5名を対象に森林体験学習を行いました。
午前中は八幡小学校で事前学習を行い、午後からは3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別学習を行いました。樹木識別学習を終えた後、苗木掘取りの体験や学んだ樹木の確認を行いました。
あいにくの天候のため、予定していた樹木識別テストは取り止めになりましたが、皆さん積極的に学んでいました。

事前学習

事前学習

樹木識別学習

樹木識別学習

苗木掘取り体験

苗木掘取り体験

終わりの挨拶

終わりの挨拶

大規模野外実験

2015年5月8, 9日に実験につきあってもらうアマゴの生息調査が行われました。写真のアマゴにはイラストマーという個体識別色素の配色によってGGYGという名前がつけられました。このアマゴの体長と体重を測定した後、元の川に放流しました。GGYGさんの成長具合が楽しみです!

アマゴ1

アマゴ1

アマゴ2

アマゴ2

 

 

総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)

2015年5月29日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。
午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を歩きながら自然観察を行いました。
午後からは清水分校にて長谷川林長による講義を行いました。

挨拶とスタッフ紹介

挨拶とスタッフ紹介

ミズメの説明

ミズメの説明

ブナの太さを体で測る

ブナの太さを体で測る

長谷川林長の講義

長谷川林長の講義

大規模野外実験

2015年4月7日に神戸大学の佐藤拓哉准教授より、今年度から実施される研究について説明会が行われました。

題目:複合生態系における寄生者感染動態と群集動態の関係の総合理解

この研究はハリガネムシ類を通した森林と河川の季節的な連関機構を明らかにするために、研究林内の河川および渓畔林において、水生昆虫・陸生昆虫類・ハリガネムシ類の季節消長を観測するとともに、陸生昆虫類の河川への季節的な流入が、アマゴの成長や繁殖、および個体間競争への影響を通して河川の生物群集・生態系の機能を変化させるメカニズムを検証します。

和歌山研究林では本研究のサポートを行っていきます。

説明会の様子

説明会の様子

調査地の下見

調査地の下見