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新人紹介 佐藤真行

海域陸域統合管理学研究部門 佐藤 真行


 10月1日付けで海域陸域統合管理学研究部門(日本財団助成講座)に参りました。私はこれまで、経済学、特に環境経済学を研究してきました。9月までは、地球環境学堂において、「京都サステイナビリティ・イニシアティブ」という、様々な分野を融合してサステイナビリティ学を展開するプロジェクトに携わっており、そこでは環境を鑑みた経済発展の持続性の分析も行いました。
 本センターで取り組む「海域陸域統合管理学」は、海と陸とを統合的に分析するのと同時に、自然科学的視点と社会科学的視点とを統合的に分析するという、非常に挑戦的でやりがいのあるプロジェクトだと思っております。このプロジェクトを通じて、私はフィールド研究が生み出すたくさんの優れた自然科学的知見を、いかに社会経済的意思決定に活かすかを考えていきたいと思います。私の主たる研究課題は、価格の付いていない環境や生態系サービスを、価格の付いている財やサービスとあわせて考えなければならないときに、それらの価値をどのように評価して、どのような社会的意思決定を下すかということです。環境経済学は、環境と経済の両方を知る必要がありますが、それは容易なことではありません。しかし、フィールド研に所属できたということは、自然環境を深く知るための最高のチャンスに恵まれたことを意味します。フィールド研の皆様のご指導とご協力に預かれること、心よりお願い申し上げます。

ニュースレター15号 2008年11月