2016年7月から8月にかけて、大型プールの設置等実験準備を行いました。
7月12日に大型プールを6個設置し、タンクから大型プールまでの導水管の設置を行いました。
8月3日には大型プールに砂利を敷き詰め、排水ホースの設置等行いました。
投稿者「WAKA」のアーカイブ
UAVによるデータ収集
2016年7月29日に持続的森林管理のための森林域でのGNSS技術の応用に関する研究の一環として、UAV(無人航空機)によるデータ収集が、(株)竹谷商事、ジオサーフ(株)の協力のもと行われました。
横断排水溝(ロングU)設置
2016年6月30日から7月7日にかけて、横断排水溝(ロングU)の設置を行いました。
今回の設置で、今年度予定分は終了しました。
ILASセミナー「森を育て活かす-林業体験をとおして考える」
2016年8月24、25日にILASセミナー「森を育て活かす-林業体験をとおして考える」が教員1名、TA1名、学生5名で行われました。
本セミナーは、下刈り、間伐、集材など、伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに、最先端の林業の作業現場を見学、山村で暮らす人々との交流を通し、来るべき循環型社会の中で、森林資源をどのように持続的に利用していくかについて考え、自然科学、社会学など様々な側面から議論することを目的としています。
初日は刈払機による下刈り作業、プロット設置、毎木調査(胸高直径、樹高、形質)樹幹投影図の作成、選木テープ巻きを行いました。
二日目は伐倒、枝払い、採材、集材を行いました。
大規模野外実験
2016年3月末から、林道水越線上に新たな研究地の造成を始めました。
3月末は大型プール6個設置できる台地(上段5m×7m、下段6m×9m)の造成と、増水時の谷水越流による台地洗掘を防止するため木組みを行いました。
6月22日には給水ホース・貯水タンクの設置と、給水ホースに止水バルブの取付けを行い、導水確認を行いました。
今後は大型プールの設置を進めていきます。
横断排水溝(ロングU)設置
和歌山研究林では豪雨の際に路網被害を最小限に抑える対策として、昨年度より横断排水溝(ロングU)の増設を進めています。
2015年度は3箇所設置し、今年度は6月27日現在で3箇所の設置が完了しています。
(写真は昨年12月に設置した箇所)
総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)
2016年6月1日に県立有田中央高等学校清水分校との共催で総合的な学習の時間「SIMIZUタイム」(森林ウォーク)を行いました。
午前9時過ぎに護摩壇山スカイタワー駐車場に集合し、5林班から6林班の研究林境界部尾根を約2時間かけて歩きながら、樹木を中心とした自然観察を行いました。
午後からは清水分校にて「和歌山研究林の概要 山のめぐみを活かす情報と機械」という題目で長谷川林長による講義を行いました。
森林体験学習
2016年5月26日に、和歌山研究林の地域開放事業として、有田川町立八幡小学校5年生6名を対象に森林体験学習を行いました。
当日は雨天のため午前と午後のプログラムを入れ替えて行い、午前中は3林班から2林班の研究林境界部を歩きながら樹木識別や苗木の掘り取り体験を行った後、樹木識別テストを行いました。午後からは和歌山研究林の教育研究棟で樹木についての学習を行いました。
この森林体験学習は、「総合的な学習の時間‐森のことを知ろう(環境)‐」の一環で、秋には人工林での間伐体験が予定されています。
総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境
2015年11月5日に、和歌山研究林と協定を結んでいるマルカ林業(株)様の協力を得て、有田川町立八幡小学校5年生5名による[総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境]として間伐体験が行われました。
はじめにマルカ林業(株)職員の方から間伐について説明を受け、その後児童それぞれに研究林職員が付き添いながら、ノコギリを使用して間伐を行いました。
間伐後は、チェーンソーやノコギリを使用して丸太切りの体験を行いました。
和歌山研究林ミニ公開講座
2015年10月25日に和歌山研究林ミニ公開講座(後援:有田川町教育委員会 京大ウィークス2015参加イベント)を行い、当選者20名のうち17名が参加されました。
当日は清水行政局駐車場で開講式を行い、ごまさんスカイタワーへ移動し休憩、予定外の林道通行止めがありながらも、5林班から6林班の研究林境界部尾根を歩きながら無事に自然観察を行うことができました。
木枯らし1号が吹く寒い一日となりましたが、アンケートでは「非常に良かった。難しい話ではなく、親しみやすい話題、木の名前や小ネタがありとても楽しめました。」「寒かったですが、全体的には大満足でした。」など、概ね好評を得ることができました。