2011 年8 月26 日~30 日、京都大学が「森里海連環学で東北復興を!京都大学学生ボランティア」を派遣しました(学生21 人、教員1 人、技術職員2 人、事務職員1 人)
(学生ボランティアの様子)
京都大学では、夏休み(2011年8月26日~30日)を利用した東日本大震災で被災した東北地方の復興をお手伝いする学生ボランティアを派遣しました。(2011-08-02公開・2011-08-31最終更新)
(写真は、地震・津波で倒壊した家屋跡と、地盤沈下で海水が侵入した西舞根(にしもうね)地区)
期日:2011年8月26日(金)~30日(火)
場所:宮城県気仙沼市唐桑町西舞根
集合場所:京都大学時計台記念館前広場
内容:沿岸環境を守るために、被災地の流域で森林の間伐・山出し・養殖筏の組み立てなどの取り組みを通して、森里海の連環を取り戻す試みの手伝い。以下の2種類のボランティアを募集する。
労働ボランティア:杉人工林の間伐作業、材木の山出し、養殖筏の組み立て作業、流域の清掃など
研究ボランティア:森里海連環をこの流域で実現するために、それぞれの専門に応じて、気仙沼市西舞根川~舞根湾の流域における調査。期待される調査内容は、植生調査、鳥類、昆虫など動物調査、河川から海まで(湿原を含む)の水質調査、河川生物調査(魚類を含む)など。専門を持つ大学院生が主たる対象。
募集人数:労働ボランティア 15名
研究ボランティア 若干名
募集対象:京都大学学生・院生・研究生等
日程:8月26日午前7時 京大正門前からバスで出発
同日夜、ひこばえの森交流センター(岩手県一関市室根町)着 同センター宿泊
8月27日~29日 宿泊所から気仙沼市西舞根へ行き、流域で作業・調査
8月30日早朝 宿泊所からバスで出発 同夜 京都大学着
夜には、京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授の畠山重篤さんによる短時間の講義も予定。
同行者:京都大学教員 1名、技術職員 2名、事務職員 1名 運転手 1名
現地対応:NPO法人「森は海の恋人」代表 畠山重篤氏、理事 畠山 信氏ほか
服装・持ち物:汚れても良い作業着など、着替え、手袋、リュックサックのような両手が自由になる荷物入れ、洗面具、タオルなど。長靴は京大が用意。寝袋は現地で用意。研究ボランティアは、研究に必要な物品を持参のこと。応相談。
費用:往復バス、宿泊費は、京都大学が負担。食費・保険料は本人負担。
保険:必ず学生教育研究災害傷害保険に加入のこと。
締め切り日:8月22日(月)午前9時。募集は締め切りました (2011-08-09)
労働ボランティアは、定員に達し次第締め切り。
研究ボランティアは、応募者数によって、調整もあります。
申し込み先:所属学部・研究科の教務掛にボランティア活動届を提出してください。
(各教務掛は、部局所定の手続きを経た後、農学研究科等事務部第一教務掛(753-6012)に、ボランティア活動届の写しをすみやかに提出してください。)
問い合わせ先:京都大学フィールド科学教育研究センター海域陸域統合管理学研究部門
電話:075-753-6425(向井 宏 教授) or 753-2263(部門事務室)
電子メール:icm*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください。)